Steam Next Fest 2024秋
さて、毎シーズン恒例のSteam Next Festがスタートしました。今回も気になったゲームを遊んでいきたいと思います。終了までまだちょっとあるので気になったタイトルはぜひ遊んでみてください。
前回↓
Streets of Rogue 2
見下ろし型のオープンワールドで色々と悪いことができるゲーム。戦闘、農業、建築だけでなく街を襲って窃盗やハッキングなんかができます。前作の評判がかなり高く、本作も面白そうな気配は感じますが、発売日が延期している通りクオリティは高くありません。
例えば、窓ガラスを割ってNPCの自宅に侵入ができるのですが、穫れるものはサンドイッチひとつだけだったり、夜中のスーパーに侵入しても販売しているアイテムを窃盗したりできません（そういう機能を自分が見つけられなかっただけかもですが……）。なんというかハック感が薄いです。悪いことできるゲームなら悪いことをして気持ちよくさせて欲しいです。街人を殴って警察に追いかけられて楽しい、というのは二十年前にとうに通り過ぎた道です。
似たようなゲームだと来月発売予定のEliの方が面白そうだと思いました。
Temtem: Swarm
ご存知ポケモンのアレことTemtemをヴァンサバライクにしたゲームです。本家本元を未プレイなので比べようがありませんが、結構面白かったです。
ポケモンのアレということもあって、レベルが上がるとモンスターが進化したり、それぞれ特殊なウルトが使えたりするのが演出面として良かったです。アンロック要素が結構多そうなので長く遊べそうな印象があります。
購入するかどうかは……まずは本家を遊んでからですね。
Windblown
Dead Cellsを作ったデベロッパーの新作アクションゲーム。前作から3Dにはなっているものの画面は見下ろし型なので実質2Dです。ダッシュの操作感といいHadesに似ている気がします。
武器は二つ装備できてそれぞれ組み合わせて戦うのが面白かったです。強攻撃（？）中は無敵判定なので、出が早い武器の通常攻撃からの振りが遅い武器の強攻撃につなげる感じが良いですね。アクションゲームに対して信頼できるデベロッパーなので、流石といったところです。
スルタンのゲーム
これはかなり面白かったです。カードゲーム風のフリーシナリオのTRPGといったテイストで、4種類あるお題カードを消化できるように様々なイベントに仲間やアイテムを配置していきます。お題カードはランダムで決まり、期日までにお題カードを消化できなかったらゲームオーバーなので、ときには不本意な方法でお題を消化しなければならないのがままならなくて面白いです。
自分のプレイ中には、殺戮カードを消化するために妻を殺したり、あるいは征服カードを消化するためにスルタンに反旗を翻したりする場面が起きました。いたいけな乞食の少女を二重の意味でやっちゃう選択肢とかもあります。かなりインモラルなゲームだと思います。
デモ版がどこまで作り込んでいるのかわかりませんが、現状だとゲームを進めても矢継ぎ早にお題カードを与えられるか、ゲームオーバーになるかの二択しかなさそうな印象でした。製品版では様々なエンディングを見れることを期待します！
雰囲気やテイストとしては昔遊んだフリーゲームの冠を持つ神の手に似ているかなと思いました。冠を持つ神の手にハマった方は本作も気にいると思います。
TRIBE NINE
申し訳ないですけど正直キツいです。アクションは原神と同等かそれ以下、ゼンゼロがリリースされた今、ゲームシステム、演出、レスポンスどれを取ってもかなり微妙に見えます。フィールドのグラフィックもHD-2D風と目新しいものは感じられません。サービス型のゲームとしてリリースされるそうですが……うーんといった感じです。
唯一、良いなと思ったのは小松崎デザインのキャラクターの3Dモデルの出来ですね。メディアミックス作品でもありますし、ファンなら触ってみても良いかもしれません。
Project: Mist
だいぶ前にPVを見てすごい面白そうな雰囲気だなと思っていました。ただ蓋を開けてみれば、非常にショボい！一応サバイバルクラフト要素もあるのですが、これもショボいです。しかも、建築物の機能（今回は調理台）が設置する前のガイドの状態で利用できたりと、怪しい挙動もしています。
おどろおどろしい雰囲気がコンセプトでいくならもう少しUIにもこだわって欲しいですね。PV詐欺と言わざる終えません。
今回プレイした中ではスルタンのゲームが一番好みでしたね～。発売日までしばらくありますし、どれくらいブラッシュアップされてリリースされるのか楽しみです！では、また！
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