Outer Wilds - Echoes of the Eye:人間讃歌は好奇心の讃歌
待ってた・・・!本当に待ってました!Outer WildsのDLC、Echoes of the Eye。ついにリリースされました!
休日にぶっ通しでプレイしてなんとかクリアしたので、今回はその感想記事になります。
本編もそうですが初見でプレイすべきゲームなので、未プレイの方はとっととブラウザバックしてくださいね。
何食ったらこんなん作れるのか
まず、追加された種族のデザインがすごい好みです(自分はリール人と呼んでました)。映写機、フィルムリール、ランタン、全然SFじゃないものを組み合わせてるのに、ちゃんとSFとしてまとめられてるんですよね。舞台も木製のリングワールドですし。
普通だったらちぐはぐになってしまうものを見事に調理してます。調和がしっかりとれてるんですね。だからこそ、リアリティを感じるんでしょうね。
ストーリーでは終盤に主人公とある人物が知識を交換するシーンがあるんですが、ここがすごくよかった。交換後にその人物が爆笑するんですが、自分にはお前やるやんけ!と言ってるように思えました。
主人公とその人物は種族も違えば、生まれた時代も相当離れてます。でもたぶん、主人公(やNomai)に共感したんですね。好奇心というその一点で。知的生物が知的生物足り得るのはその好奇心にある、そういったメッセージが込められてるように感じました。人間讃歌は好奇心の讃歌!といったところでしょうか。BGMも相まって、ついつい泣けてしまいました。自分も共感したんですね、彼らに。
本編から引き続き、好奇心というのはこのゲームのテーマのひとつですね。
抜群のストレスコントロール
本編に引き続き、プレイヤーのストレスコントロールが抜群でした。序盤はダムが決壊して流されたり、暗闇をスニーキングしながら歩いたりと結構、いやかなり怖かったです。ここまで怖くしなくてもよかったんじゃないかな、と思ったくらいです。少しずつ明かされるストーリーも不穏なものが多いですしね。
ただ、中盤以降でギミックがわかってくると、それまで怖かったものがあんまり怖くならないようになります。モノの見方が変わるんですね。
終盤になりストーリーがすべて明かされると、全く怖くありませんでした。これまで蓄積していたストレスが一気に昇華される感じですね。
あと、これは自分だけかもしれませんが、このゲームめちゃくちゃ疲れるんですよ。序盤は怖くて胃がキリキリしてましたし、中盤は謎を解くために頭をフル回転、終盤はそれらが感動に転換されてハートが震えてました。
それも相まって、クリア後は身体がへにゃへにゃになってしまいました。
ところで・・・次のDLCはあるんですかね?
これだけいいDLCでしたから、気になるのは次のお話ですよね。
終盤にほかの銀河の存在が示唆されましたし、まだひとつ目の種族が出てくる余地があります。まあ、それらがフレーバーである可能性もありそうですが。
あと、DLCのサントラとかほかのグッズとかも欲しいです。よろしくおねがいしますよ!Mobius Digitalさん!
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