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あたりまえに問いを

いざ出かけようとカバンを持ち上げた時
その重さに驚き、問いが湧いた

こんなに重たい必要がある?

帰り寒くなったらと入れた上着を出す
ポーチの中からリップだけを出してカバンへ
名刺入れ、いらないね
車の鍵、乗らないね
財布の中の小銭、今日使う必要なし

なんとも軽くなった荷物と
驚くほど軽やかになった心を持って出発

当たり前にしている行動の途中で
ふと立ち止まってみる
いつもなら素通りするところで
いつもと違う行動を選んでみる

こんな些細すぎることの積み重ねが
ジリジリと向かう方角を変えてくれる

とにもかくにも自分のHeartにまっすぐに
外側にゆさぶられてゆらいでも
批判や非難や冷淡な声が鳴り響いたとしても

わたしがわたしの声を聴かずして誰が聴く

その声こそが
いのち全体とつながる入口だ

この社会はうるさすぎるから
世界の静けさを感じ取れなくなるから

透明なベールで我が身を包みこみ
わたしにしか聴こえないHeartの声に耳を傾ける

海が見たい

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