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テキトーに組み合わせてもダサくならない!服の買い方【男女兼用】

割引あり

普通でいい、無難でいい……ダサくなければ

なのに、何をどう着ればダサくないのかわからない。
そんなファッション迷子さんは必見です。

「テキトーに組み合わせてもそれなりに見える服」を選ぶためのコツを盛り込みました。
メンズ・レディースどちらでも使えます。

本記事では、服選びの基本のきを伝授します。
※目的はおしゃれすることではありません。あくまでも基本を押さえること。


現代において、服を着る目的は2つあると思っています。

1つは、お洒落をすること。
自分を素敵に見せたり、自己表現やモチベーションアップのために着ます。

2つは、TPOに応じた装いをすること。
こっちが本題です。

フォーマルシーンなど、特別な目的のある場所以外になら、気兼ねなく着て行ける。
そんなコーデを作れる服を一式持っておけば、外出前の服選びの時間も短縮できます。

ここではそうした普段着の選び方について書いていきます。

本記事の要約

ばばばっと超大事なところだけまとめると、こうなります。

・ベーシックアイテムをベースに組み立てる
・質感、色を統一する

きらくら

これを忘れなければ、なんとかなります。

無難なつもりで、”大学1年4月の初授業”みたいな装いになってしまうのは、実は無難な服を選ベていないから。
ベーシックを踏襲していないからです。

「無難=地味めなカジュアル」ではありません!
むしろ地味めなカジュアルこそ、センスやポテンシャルがものをいうと思いますよ。

一歩間違えば「部屋着」「服に無頓着な人の休日コーデ」。
そういう絶妙なバランスで、地味めカジュアルは成り立っているのです。


以下は、具体的にどうアイテムを選んでいけばいいのか?を解説しています。
最後まで読めば、無難なトータルコーデが完成することでしょう。



買い物での心得

よほどの服好きでもなければ、被服代が抑えられると嬉しいもの。
なるべく少ない品数で、着回しのきく服選びをしたいところですね。


1. 街に出る

サイズ感の確認のため。
色味の確認のため。
縫製など、質のチェックのため。
プロの力を借りて、コーデを組みやすい。

実店舗での買い物には、いろんなメリットがあります。

トレンドは気にしないでください。
古着屋やコアなお店でない限り、店舗に並んでいる服は、どれもトレンドを押さえています。
何を選んでも古くならないのです。



ある程度、選択肢を絞った状態でスタートできる。
これが、店舗で買うことの最大のメリットではないでしょうか。

まずは、街に繰り出しましょう。


2. 店員さんを見よ

どのお店で買うかは、好みで選びます。
ただし、”無難な”服を買うことが目的なので、個性派向けのお店は避けた方がいいでしょう。

  • フリル、金属パーツなどの装飾が目立つ

  • 遠目にもわかる、派手な色使い

こういったブランドは、のちのお楽しみにするのが良さそうです。

逆に狙い目は、こういったお店。

  • 地味というよりは品があって、落ち着いている

  • 白、黒、グレーなどシックな色の展開が多い

とはいえ、その店にどんなものが売っているか、外観で判断するのは難しいです。

なので店員さんに注目してみましょう。

店内を歩く店員さんは、自社ブランドを着ていたりして、その雰囲気を体現しています。
マネキンを見るのもいいですが、実際に着ている人を見た方がイメージが湧きやすいです。

頭からつま先までコーデが完成した状態ですので、アイテムの合わせ方も参考になります。
いいなと思う店員さんがいたら、その人にお手伝いをお願いすることもできますしね。

「こういう服が着たい」を具現化している店員さんが見つかればベスト

お店を移るときも、なるべく似た雰囲気のお店を選ぶのが安牌です。
ガラッと変えてしまうと、服のテイストが違いすぎて手持ちに合わせにくくなります。


3. 吟味の前にやっておくこと

アイテムの選び方……の前に、大事なこと。

良さげなアイテムに出会えたら、真っ先に鏡を探しましょう。
あれこれ考えるのは、その後です。

どれだけ条件が良くても、「うわっ、似合わん」と感じてしまうようなら、きっとそのアイテムの出番は来ません。
アイテムの明るい未来のためにも、しっかりふるいにかけます。

まず鏡の正面に陣取って、身体に合わせてみる。
鏡に寄って見る。
ちょっと引いて見る。
これを徹底してください。

ここであなたに「お?いいかも」と感じさせた服は、次の審査段階に進出です。

帽子でも鞄でも靴でも、やることは同じです。


4. 実は難しい定番アイテム

カジュアルコーデの定番といえば、プリントTシャツとデニムですよね。
でもこれ、無難に着こなすのは難しいって知っていましたか?

カジュアルが故に、ただ着るだけでは”野暮ったく”なってしまうんです。
カジュアルとは、崩したコーデだからです。
譜面通りに弾けない、ジャズのような存在です。
型が決まっているフォーマル服や、スーツの方が決まりやすいですよね?

なので、おすすめはベーシック寄りのアイテムをメインに選び、ちょっとずつカジュアルダウンさせていくこと。

制服の着崩しや、オフィスカジュアルをイメージしてください。
かっちりしたアイテムを基本に、少しアレンジを加えるのです。

かっちりセットアップをメインに、白のトップスでカジュアルダウン

男性ならジャケットや襟付きのシャツ。
女性ならブラウス。
狙い目はプリントTシャツとデニム”以外”です。

タックパンツやロングスカートが特におすすめ。
特に、すとんと落ちる真っ直ぐなラインが出る服は、きちんと感の演出に最適です。

意外と何にでも合うタックパンツ
サーキュラースカートはとってもエレガント

(プリントTシャツやデニムといった超カジュアルアイテムは、ぜひ”意図”を持って着こなしましょう。
「とりあえず」で完成させる無難コーデには、なくても成立するのです。)

上下をベーシックで固めれば、靴やカバンなどの小物はカジュアルでも綺麗めにまとまります。
これらの小物は、カジュアルな方がお手入れが簡単だったり、安価で手に入りやすかったりします。

固くなりすぎないか……?
と不安に思うかもしれませんが、気構えず選んで大丈夫。
普段着を売っているお店の服は、カジュアルダウンされたデザインばかりですから。

気になる場合は、柔らかめの素材を選ぶといいです。
パリッとした素材は、固い印象を与えますから。


5. 重ね着はしない前提で

トップス、ボトムス、あるいはワンピース。
それぞれが1枚で完結するデザインのものを選びましょう。
季節的に必要な羽織もの以外では、重ね着はしない前提で。

  • 見せるタイプのインナーなしでも着られるか

  • 肩出しを避けたいなら、ノースリーブは選ばない

  • 裸足やタイツ、ストッキングだけでも違和感のないボトムスか

などなど、着たときの状態を意識します。
そのためにも、鏡の前で合わせることが大事。

コーディネートを考える未来のコストは、極力減らしていきましょう。


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