わざわざのパンを食べる会
非公式noteオフ会わざわざのパンを食べる会に参加しました。
ずっと気になっていたパン、やっと食べられました。美味しかった・・・!特にカンパーニュが好きです。
会場で用意されたパンは、冷凍のものだそうですが、冷凍のパンって普通においしいんですね。パンを冷凍する習慣も、通販でパンを買う習慣もなかったのでなんとなく通販のパンを買うハードルが高かったのですが、こんなにおいしいなら今度買ってみたいなと思いました。
そして肝心の平田さんのお話。
平田さん、すごい気さくで親しみやすい雰囲気の方で、お話もすごく面白かった。特に印象に残ったことを振り返ります。
まずは平田さんの口から何度も出た「部活式」という言葉。写真の撮り方も、SNSの投稿も、一度決めたらノルマを掲げて毎日続ける。とにかく量を積んでいく。SNSで投稿することを2週間分ふせんに書いてPCに貼っておくそう。
でもその「部活式」の情熱も、それだけ自分が情熱を捧げたいことがあるからこそという言葉に深く共感した。
「部活式」は人から言われたこととか、自分の理念に合わないことだとつらいだけ。そして続かない。でも自分が実現させたいことがあって、それが理念になっているからこそ、続けられるし意味がある。当たり前だけど、自分が情熱を注ぎたいことをまず見つけるのが大事だと思った。
あとは、人の働き方がやっぱり面白い。「わざわざの平田さん」として平田さんが有名になったように、スタッフの方にもあだ名をつけてキャラを立たせるというのがすごく良いなと思った。
お店のスタッフ全員に同じように愛想よくニコニコするキャラを求めるのではなく、もともとクールな性格のスタッフには、そのままの性格で素を出してもらう。ディズニーランドにミッキーやミニードナルドなどいろんなキャラがいるように、わざわざにも平田さん以外にも違うキャラのスタッフがいるからこそ、わざわざは成り立っているとのこと。
これこそ人を大切にする、ということじゃないかと思った。
そんなスタッフの個人の感覚から出た言葉をSNSなどでも発信してもらっているのだそう。通り一遍の言葉ではなくて、企業の中でも「この人」が言っているから共感できるという傾向は、今後も強くなる気がする。自分自身がユーザーとしていろんなサービスに触れている中でも、大きすぎる誰かへ向けられた言葉って、あんまり響かないなと感じる。自分自身も、もっと個人的な言葉に共感したりすることが多い。
あとは、社員に対して「まずは自分が心身ともに健康であること」を求める文化が、めちゃくちゃ素晴らしいと思った。病気なのに無理しながらとか、本音ではやりたくないことでとか、何かを恨みながらとかしながら働かせない会社、最高だと思う。これって理想ではあるんだけど、その理想を徹底して実現させているところがすごい。これを実現させるための採用の見極めが大事ということも納得。
「わざわざの働き方」を読んで以来気になっていた平田さんのお話を直接聞けて、美味しいパンの味も知ってしまい、より興味がわいた。長野で、SNSを駆使して広告も出さず無借金でご自身の理念を具現化している平田さん、すごすぎる。わざわざのお店にも、必ず行ってみようと思いました。
あとはケイクスの連載で読んでいる移住の話も面白いと思っていたので、今度はそういう観点からのお話もきいてみたいなと思った。
noteやケイクスきっかけに、いろんな人の話を聞けるのが最近嬉しい。