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チャットGPTと共に生きる。

チャットGPTの使用が急速に広がっていますね。ある友人はお題を3つ与えて、これを元に物語を作ってと依頼したら、映画化できるような物語を描いたそうです。また他の友人は難題を出して、どれくらい正確に答えられるかを検証したところ、100%完璧な答えではなかったとのことでした。
チャットGPT、私は使用するのに初めはすごく抵抗がありました。理由はアカウントを作成するときに個人の電話番号を入力する必要があったからです。ただでさえ、詐欺電話が多いのであまり電話番号をシェアしたくないということから、チャットGPTの使用を躊躇していました。

ところが、起業の準備を進めていた時にどうしても超えられない言葉の壁にぶつかりました。英語で起業する場合は圧倒的に英語でのマーケティング力が必要になります。日本語から英語にする場合はローカルの人に商品を売るわけですから、英語の表現がとても大切になってきます。いかにもネイティブ英語に近づけて文章を書くのにはどうすれば良いか悩ませました。そこで、個人情報漏洩のリスクに踏ん切りをつけて、「よし、チャットGPTに聞いてみよう!」となったのです。

今まで仕事依頼についての投稿の作成に半日以上時間をかけていたのですが、なんと1分で文章が出来上がり、必要だった4、5投稿が一気に完了しました。時間の無駄がここまで改善されるとはと感動しまくりです。自分の英語が正しく修正してくれるし、マーケティングでよく使用される英語をふんだんに使ってくれるし、今では1人で起業した私の秘書またはビジネスパートナーのようになりました。

ただ、一方で気づいたこともあります。チャットGPTに色々質問したところ、ありふれた回答しかないので、オリジナリティは作れないということです。AIで過去のデータを集めてそれを人間のように回答しているわけですから、Googleで検索するのと同じ内容の回答が返ってきます。ですので、自分の言いたいことや独自性を出したい場合はチャットGPTには頼れません。また、チャットGPTに意見を求めることはできません。自分がAIであることがわかっていて専門家ではないとはっきり言われます。
先日に英語の教師である友人に私の英語を修正してもらったのですが、やはり彼の方が(当たり前ですが)温かみがある人間的な英語に修正してくれました。チャットGPTはまだまだ人間の感情を学ぶことは難しいのかなとも思います。

最近、チャットGPTは教育に必要かどうかという討論を視聴しました。様々な意見がありますが、多くの方は必要である(になる)と回答していました。私も同意見です。スマートフォンの使用、SNSの使用、コンピューターの普及について拡大するたびに私たちの生活は変化しており、その都度、ルールの設定や教育がされてきています。大学の論文をチャットGPTに書かせることは本当にそれが個人にとって勉強になるものであれば良いと思います。しかし、大学側がそれを許可しないのであれば、試験を全てプレゼンにするとかにした方が、学生はプレゼン能力も上がるし、将来社会に出る時に役に立つと思うんですけどね。

チャットGPT、まだまだ進化するようです。人類も共存できるように進化するでしょう。今世代の子供はみんなチャットGPTとともに生きていくことになります。英語が必要であれば、チャットGPTで文章は書くことができますが、全て正確でないので、やはり英語の勉強は必要です。創造性、独自性がないとなかなか社会で働くのは難しいです。子供が社会に出るときまで大人がどのように寄り添っていくべきかを考えることが重要になっていくでしょう。



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