躁鬱とお付き合いすることになった話22

ここ最近は趣味に明け暮れています。基本的にはTRPGとお絵かきです。

人と通話しながら遊ぶことも苦にならないくらい回復したんだな、とたまに思い返してはほっとしています。

鬱期の時、通話すらできなくなり、そもそも体を起こすことも、ご飯を食べることもうまくできなかったものですから、TRPGは一生やれないもんだとすら思えて絶望した記憶があります。

薬と通院と、根気でなんとかやり過ごせました。

とはいえ、元々の体力のなさのせいかもしれませんが、気分がうまく安定しないことも多々あります。最近は有給を使って、危ない時はすぐに休んでいます。ずっと寝てみたり、絵を描いてみたりして1日を過ごします。

私のメンタル不調は情緒不安定に続き、頭痛と吐き気、そして最大の特徴は嗅覚過敏です。匂いという匂いがアウトになります。どれくらいかと言われると、自分の体の匂い(清潔に保っていたとしてもする人間の肉の匂い)でさえダメになります。それの度を超すと料理を盛大に失敗する、音楽が聴けない、体を起こせない…といった風になります。
なので、情緒不安定はさておき、頭痛と吐き気が強くなってきたあたり、匂いがだめになってきたあたりで会社は休みます。布団の中で何か動きたくなるまでずっと寝ます。自然と動きたくなるまで、とにかく横になっています。

自然と動きたくなる…例えば「あ、絵を描きたくなってきたな」とか「コーヒーを飲みたいな」とか、「○○したい」がほわっと浮かんできたあたりです。「○○しないと…」というのは該当しません。
動きたくなってからでいい、ということに気が付いてからは結構気が楽になりました。

さて、とはいえいつ来るか分からない躁と鬱。ふと、「入院ってどうすればできるんだ?」となりました。

自殺企図に至ってしまったり、摂食障害になった場合は命の危険があります。大抵そこまで重度ならば医師から入院の提案があるかもしれません。ですが、当然その危険判断は本人じゃありません。
でも調べてみると患者本人の意志で入院ができる「任意入院」というものがあるらしいです。これは朗報ですね。
やばい死んじゃう!!!と自覚的な鬱期を経験した私にとっては大分たすかる制度です。ただ、どうすれば入院に至れるのかの詳細は分かりませんが。多分、かかりつけ医に言えばいいのかな。なんかやばい時は入院できないか聞いてみることにします。病院にいればとりあえず自殺や栄養失調では死なないはずです。
とまあ、自分の気が少しだけ軽くなる一つの対処法に気付けて良かったと思います。最終手段「任意入院」。
首を吊る前には利用したいと思います。


特にそれ以上の変化もなく、ただ趣味に没頭しているだけですので、書くことがあんまりありません。嬉しいような悲しいような。自分の作る夕飯のずぼらレシピでも紹介してやろうかとも思いましたが、そもそもネットでみたレシピの引用にしかならないのでそれもどうやねん。と思っています。

なので、鬱の時の準備の話でもしようかなと思いました。とりあえず鬱の時は料理が億劫というか、結構やばいので、
カップスープ、栄養ゼリーをストックしておくこと、を最近は念頭に置いています。会社にいざという時の昼ごはんにも持っていけますからね。

逆に言えば危ないのは生野菜です。肉や魚を冷凍せず冷蔵庫に入れてある人はそれも要注意ですね。もやしなんて最悪です。すぐ傷みます。安いので腐らせてもまあまあダメージが低いだけましですが。ちなみにこの間、買い物してもらったもやし、消費期限が短すぎて3日ほど過ぎておりまして、気づかず調理し口に入れた瞬間、まずさ故に吐きました。料理中匂いもどんどん酸っぱくなるし、なんかおかしいと思ったのですが…。まさか購入した日が消費期限だなんて思わないじゃないですか…。買い物した人もちゃんと見て欲しいですね…献立予定も一緒に書いておいたのに…。いや私が確認しなかったのが悪いんですがね…。

マジで腐ったもやしはまずかったので皆さん気を付けてください。

私5分ほどずっと洗面台から離れられませんでした。一口かじっただけであの威力なんですから、飲み込んでいたらと思うとぞっとします。その日は鬱気味で結構つらかったのですが、もやしのまずさで全て吹き飛びました。もう絶対期限が過ぎてちょっと漬物みたいな匂いのするもやしは食いません。

話がそれました。
とにかく、インスタントスープ、カップ麺や素麺等の乾麺(できれば洗い物が少ないタイプがいい)、冷凍食品(器付きのパスタなどがいい)、レトルト、ゼリーなんかはまあ昨今の災害に備えてもかねて段ボール1箱くらいは用意しておいてもいいかもしれません。私の鬱の食欲減退ピークは約1か月続きました。あと動けるならば運動がてらにコンビニでおにぎりやパン、サンドイッチの購入もいいらしいです。これは鬱の先輩からのアドバイスです。

あと、趣味はいつかできるようになるというのも、一つ覚えておきたいですね。変わらないままできればそれでいいのですが、そういうわけにもいかない人も、きっといるかもしれません。

これは持論ですが、趣味は可変です。小さい頃お人形遊びをしていた人も、今ではゲームや運動が趣味ですという人もいらっしゃるでしょう。なので、同じ趣味を鬱の前後で行わなければならないということもありません。なので気楽に、「趣味」「楽しみ」は形が変わったとしてもまたできるんだと思います。でも鬱期の時はそれは今すぐできるっていうわけでもありません。私の場合はかなり時間がたって回復しないとそもそも机に向かうこともできませんでした。でも他の人の話を聞くと意外と辛くても趣味やってた、という人もいてここは個人差なんだと思います。

そもそも鬱や躁鬱含めた精神疾患系は個人差がものすごく大きいところで十人十色の向き合い方が存在するんでしょう。同じように鬱で悩んでらっしゃる方も、もしここまで読んでくださって気が何となく楽になった、と思っていただければ幸いです。


こんかいはここまで。

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