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優しい君と甘い僕

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#妄ツイ

優しい君と甘い僕_LAST

優しい君と甘い僕_LAST

朝起きると、昨日の疲れが嘘のように体が軽く。
朝だと言うのに頭が冴えていた。
昨日は帰ってきてからも大変だった。
結局またケーキを作り直し、納得がいく仕上がりになるまで続け、結局日を越していた。

時間をふと確認。

8:35

ベッドから起き上がり、朝食を済ませようとリビングへ向かった。

由:おはよ。
今日も早いんだね。

〇:由依姉…おはよ。
うん。今日が本番だからね…

由:優ちゃんの誕生

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優しい君と甘い僕_3

優しい君と甘い僕_3

あれから数日が経った。

静かな場所にいると変なことを考えそうで
それが嫌だから姉と久しぶりに出かけていた。

由:あんたさ、ケーキ作る練習しなくてももうちゃんと作れるでしょ?

〇:作れるわけないじゃん。
別に趣味って言うわけじゃないけど、そういう感覚で作ってるんだから…

由:ふぅん、あんたがそれならそれでいいんだけど。
もっと胸張っていいと思うだけどなぁ〜?
ちゃんと優ちゃんの気持ちも考えて

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優しい君と甘い僕_2

優しい君と甘い僕_2

夏休み初日、今日は何故か朝からとてつもない暑さだった…

〇:ん…ゴソゴソ…んー…モゾモゾ
暑い…!!寝れん!

時間は9時30分を過ぎていた。
とりあえず喉乾いたので起きてキッチンへ向かった。

〇:ゴク…ゴク…
ぷはぁ〜!やっぱ冷えた麦茶最高…

母:あら、起きてたのね

そのままコップを流しへ置き、リビングのソファに座り、母さんに返事をした。

〇:うん、だって暑くて寝れたもんじ

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優しい君と甘い僕_1

優しい君と甘い僕_1

夏真っ只中。

エアコンをつけていても、朝になると
少し部屋がぬるくなっていた。

ピピピピッ

○:ん…うーん…
もうちょい…

そう言ってアラームを止め、また僕は夢に落ちていった。



ドタドタドタッ!ガチャ!

?:朝だよ〜!起きて!!
遅刻しちゃうよ〜!!

〇:ん…んー…

?:遅刻するってば〜!!
もう、こうなったら…!

バフッ!

〇:…うげっ!な、何!?

?:やっと

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