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2024年8月の記事一覧
優しい君と甘い僕_LAST
朝起きると、昨日の疲れが嘘のように体が軽く。
朝だと言うのに頭が冴えていた。
昨日は帰ってきてからも大変だった。
結局またケーキを作り直し、納得がいく仕上がりになるまで続け、結局日を越していた。
時間をふと確認。
8:35
ベッドから起き上がり、朝食を済ませようとリビングへ向かった。
由:おはよ。
今日も早いんだね。
〇:由依姉…おはよ。
うん。今日が本番だからね…
由:優ちゃんの誕生
優しい君と甘い僕_3
あれから数日が経った。
静かな場所にいると変なことを考えそうで
それが嫌だから姉と久しぶりに出かけていた。
由:あんたさ、ケーキ作る練習しなくてももうちゃんと作れるでしょ?
〇:作れるわけないじゃん。
別に趣味って言うわけじゃないけど、そういう感覚で作ってるんだから…
由:ふぅん、あんたがそれならそれでいいんだけど。
もっと胸張っていいと思うだけどなぁ〜?
ちゃんと優ちゃんの気持ちも考えて
優しい君と甘い僕_2
夏休み初日、今日は何故か朝からとてつもない暑さだった…
〇:ん…ゴソゴソ…んー…モゾモゾ
暑い…!!寝れん!
時間は9時30分を過ぎていた。
とりあえず喉乾いたので起きてキッチンへ向かった。
〇:ゴク…ゴク…
ぷはぁ〜!やっぱ冷えた麦茶最高…
母:あら、起きてたのね
そのままコップを流しへ置き、リビングのソファに座り、母さんに返事をした。
〇:うん、だって暑くて寝れたもんじ
優しい君と甘い僕_1
夏真っ只中。
エアコンをつけていても、朝になると
少し部屋がぬるくなっていた。
ピピピピッ
○:ん…うーん…
もうちょい…
そう言ってアラームを止め、また僕は夢に落ちていった。
◇
ドタドタドタッ!ガチャ!
?:朝だよ〜!起きて!!
遅刻しちゃうよ〜!!
〇:ん…んー…
?:遅刻するってば〜!!
もう、こうなったら…!
バフッ!
〇:…うげっ!な、何!?
?:やっと