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鳥取市内に残る潜伏キリシタン信仰の遺跡-次回の鳥取への旅のテーマ-

鳥取からこちらに帰ってきて、資料を調べ直していると、調査不足だった場所や新しく調べたい歴史が出てきます。
というわけで、いま強く興味を覚えていることは・・・・

鳥取藩主・池田家は隠れキリシタンだった?

子どもの頃、父と祖母から「鳥取池田家は隠れキリシタンだった」という話を聞いたことがあります。
「まさか。江戸時代は幕府によってキリスト教は禁止されていたんでしょう?当時の支配階級で、キリスト教を弾圧する側だった大名が隠れキリシタンだなんて・・・・。ありえない」と、思っていました。
ところが中学校の歴史の先生も、授業の中で「実は、鳥取池田家は隠れキリシタンだったらしい」と話しておられました。
その時も「うそだろ。そんなことは鳥取の歴史の専門書のどこにも書いてないし」と思っていました。

鳥取市内に残る潜伏キリシタンの遺跡

ところが、行政や地元の大学、地元の研究者が行う史跡の調査が進むにつれ、鳥取市内を中心に潜伏キリシタンが信仰したと思われる遺跡がいくつか残されていることが分かってきたのです。しかも、歴代の鳥取池田家の殿様たちが篤く信仰した寺院などにそれが今でもある・・・・

次に鳥取を訪れるときは、今も残る潜伏キリシタンの信仰の遺跡、ことによれば鳥取池田家の殿様たちも礼拝したかも知れない信仰の遺跡を訪ねてみたいと思っています。
いつ訪問することになるのかは分かりませんが・・・・

☆トップ画像は、島原藩主の松倉氏が雲仙岳で行ったキリスト教徒への残酷な迫害を描いた、その方面では有名な絵(モンタヌス「日本誌」)。鳥取県とは関係がないですが・・・・

<次回予告>
【秋が深まると】George Winston/DECEMBER【聞きたくなる】
冬をテーマにした曲なのですが、なぜか秋が深まると聞きたくります。
次の鳥取への旅の予告を、急遽記事にしたので、後送りになりました。


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