荒金鉱山朝鮮人犠牲者供養塔
1943年(昭和18)の鳥取大震災で犠牲となった、荒金鉱山で働いていた朝鮮人労働者の供養塔です。
荒金鉱山について
荒金鉱山は、鳥取県岩美郡岩美町にかつて存在した銅鉱山で、岩美鉱山とも呼ばれていました。
旧日本鉱業株式会社によって採掘が行われており、銅の他に金・銀・銅・亜鉛なども産出していました。
698年にここで採掘された銅鉱が朝廷(文武天皇)に献上されたとの記録があり、記録上では日本最古の鉱山です。
1889年(明治22)に銅の露頭が発見されて以来、大きく発展しました