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ひらパー日和🎡2023/11/3

祝日。すばらしい文化の日。
朝6時に目が覚めてしまい布団の中でぐずぐずしたが眠れそうにないので諦めて起きることにした。
最近は平日も明け方に必ず一度目が覚める。
タオルケット、膝掛け2枚、という適当な寝具が寒いのだと思う。
明け方に起きるのはいいとも思っていないけど仕方ない。普段皆無の寝返りを、そのタイミングですることにした。

🌀👕

洗濯して干した。外はカンカンに晴れて日の光が明るい。
ラジオで先週の『武田砂鉄のプレ金ナイト』を流す。お湯を飲んで、柿と、タカギベーカリーのシフォンケーキみたいなやつを4個ヨーグルトをつけて食べた。まだ時間があるからYouTubeを見ながら開脚ヨガをした。
これから遊園地(ひらパー)に出かけるのがけっこう嬉しいらしい。

なんだか知らないうちに、家を出る予定の10分前になっていて慌てて着替えた。昨日作った麦茶を急いで水筒に詰めリュックにいれた。

🚃

阪急で高槻まで行き、そこから京阪バスに乗って枚方公園口で降りる。
それだけ!
近いしシンプルだ。
思い込みで、絶対に京阪電車に乗らないと行けないと思ってた。(家から京阪電車に乗るのはひと手間かかる。)
大阪に住んで3年以上経つのに、全然地理の感覚がない。高槻と枚方って隣とかなのかな?

調べるとバスは12分おきにあってますますひらパーと自分の近さを勝手に感じる。距離と交通費は、よく外出する人にとってだって、大事だったりする。

バスはたぶん国道を通り、この国のすべての国道沿いにある店が順番に現れるのを車窓に見ながら私は父のLINEについて考えていた。

私と妹と父のグループLINEに、昨夜大量の写真が投下された。
父はたびたび海外旅行ツアーに参加しているのだが、昨日までアイスランドに行っていたのだという。
この前教えたが、アルバムの作り方がわからなくなったようだ。

「アイスランド…地球の割れ目…二度めのオーロラ…」

写真に対して極端に少ない解説が時々挟まれる。
ちなみに本人の写真はない。いつも一人で参加するからだ。友達があまりいないのかもしれない。

先日のスイスの大量写真の時も思ったが、正直なところ、写真に対してコメントする言葉は無い。
もしかしたら、これが家族相手の本音なのかもしれない。
海外旅行の写真に対しては、『美しい』ということしかない。
友達だったらもっと根掘り葉掘り尋ねるかもしれない。いや、むしろインタビューは得意なほうだ!、
違うな、友達はこんなふうに30枚も40枚も写真を送ってこない。
まあいいけど。

ともかく、父の場合は見てもらったという事実だけでいいのだろう。10年も没交渉だった娘達に望むことはないようにも見える。
そしてその距離感で正解だよ。
とりあえず『既読』だけで十分であるはずなのだが、放っておくと妹が気を遣って、忙しいにもかかわらずなんだかんだやさしい感想を送るから、いつも悪いなと思って今回は私がこのバス時間を利用して何かしら送っておこうと思ったのだった。

アイスランド…地球の割れ目…。
…地球の?!

地球の、何か地学的なことについて、オードリーの若林がエッセイに書いていたような気がする。あれはたしか、アイスランドではなかったか?🇮🇸
スマホですぐさま調べると、確かに若林はアイスランドに行っていて、その体験について『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』の文庫本に書いていた。
たしか、ラジオでも話しており、以前その音源を誰かがあげたもの(違法だけど)を、YouTubeで聞いたことも思い出した。若林も一人でツアーに参加していて、もう有名になった後のことだから途中で参加者に気付かれていて、そこでの交流なども語られていて面白かったんだよな~。

『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』の文庫本発売の際のインタビューでは、アイスランドは地球が誕生する場所だと聞いたから、というようなことを言っている。

これだ!

そこで私は早速、若林もアイスランドに行っていて、その経験をエッセイに書いていることを父と妹のグループLINEに送った。
インタビュー記事のリンクと、『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』のサイトもついでに送る。

『とても美しいね』と、『この本おすすめ』と言葉も添えた。

私がしたいのはこういうことだし、というか自分はこういうことしかできないと思った。
何か話がしたいのだとしたら、まずは本を読んでくれ、とわれながら余計な、鬱陶しいことを思いながら。
実際は、読んでも読まなくても別にどっちでもよかった。自分の気が済む返し方ができたからいい。

返信はとくにない。


地球の割れ目らしい🇮🇸


スプラッシュ?


この写真で若林のエピソードを思い出した!♨️

一つの達成感を得て、枚方公園口で降りた🚏
何、この川沿い!堤防沿い! ここから歩いてひらパーに着くの?!本当に?

歩いていたら駅に無事着きました。
10:00に枚方公園駅で友達と子どもと合流し、パン屋を2件はしごして、いざひらパーへ。

友達が入園券を私の分も払ってくれた!🥺
遠くから来てくれたからと言ってくれたが、今日は子どもがメインの動きになるからと気を遣ってくれたのだと思う。ありがたい。

子どもは抱っこを多く望み、私は友達の腕や肩が心配だった。

とにかくピーカンに晴れていて、暑く、外遊びにはやや過酷、でも空が青くて見上げるたびに気分があがった。

有名なひらパー兄さんは入り口で像になっており、『園長』と書いてあった。

園長だったとは!

中国語や韓国語、英語の園内マップは置いてあるが日本語は一枚もなかった。
どうやらスマホで見てほしいらしい。
紙で欲しくてしつこく探してしまう。スマホを出したり画面を開くのがめんどうな時も多いから紙で欲しい。と思うのはもう古いのだろうか。

友達は、パンを握った子どもを追いかけたり抱き上げたりしながらスマホで園内マップを開いて調べてもいて、一人で何個のタスクを?!!! てかそこのおまえー、やりなよ! って自分に対して思った。

ずっと昔、別の友達と二人で遊んだ際、友達が車を運転しながら行きたいカフェをスマホで検索して私と会話もする、ということをしていたのを思い出した。
私って何もしないな……。

私もいるけど、友達はワンオペと同じ、という状態だったらどうしよう😱と思った。

それで、私もスマホに園内マップを表示させ、GPSも組み合わせたからどこに居るのか一目瞭然で、たぶん紙のマップより見やすくなった。

🕵️‍♀️

最初に、子どもが好きだという動物を見に行った。
ここからは、それぞれの場所や乗り物に対してチケットを買って、入ったり乗ったりする。


わくわく


ナマケモノが木の上で寝ていて、かよちゃんが書いていた10月の日記のタイトルを思い出した。ナマケモノは目が合うと正面からじっと見つめてきて、絶対に目を離さないのでしばらく動けなくなった。プレーリードッグとかカピバラとか。ニュースで見たのと違い、ここのカピバラに温泉は用意されていないみたいだった。

犬のコーナー、レトリバーが賢そうにゆったりしていた。久しぶりに犬に触った。大学生の時にブラックのレトリバーがホームステイ先にいたから好きになった。
子どもは犬に触り、小さい犬には顔を近付けて舐められたりしていて驚いた。本当に動物が好きなんだね!

🦘

カンガルーの部屋が怖かった。他の動物達と違い、カンガルーには友好的なムードが一切なく、そのくせ俊敏で妙に意志がありそうに、そっと背後に立っていたりする。攻撃することはないのだろうが、果たして本当に? と信じられない部分もあり、裏返すと、じゃあ犬達に感じていた『きっと攻撃されないだろう』という信頼はどこから来るのかわからなくなりそうだった。つまり、カンガルーはなんか不気味ってこと。
おじさんが一人、カンガルーに買った餌をあげていて手慣れているふうで少し安心したがそれ以外、スタッフはおらずそれも怖かった!
て言うかおじさんはスタッフじゃないし。
なんと、子どもはカンガルーに一対一で対面する図式になってもおびえず、両手をあげて挨拶(?)していて驚いた。

フクロウのエリアに行ったら、カンガルーのおじさんがいて、1羽のフクロウと向き合っていた。フクロウの圧もすごかった。このおじさんは動物好きなんだなと思った。


みてるよ


それから別の動物エリアに寄ってカワウソを見て、アスレチックエリアの手前で子どもが『パン!』と言ったから昼ごはんになった。
私がみんなのパンをエコバッグに入れて持っていたのだが、無意識に抱えたり犬から守っているうちにギュッとしてしまったため、パンがぺちゃんこだった!
つくづく役に立たない…。

3人で並んでベンチに座って食べた。
ひらパーにはベンチや座る場所が山ほどあった。
朝聴いた武田砂鉄のラジオでは、公共の場における『排除アート』や『排除ベンチ』の話をしていて、この国では街で気軽に座れないことになっている、それも生きるのがしんどい理由だ、と言っていて共感したのだが、ひらパーにはベンチがたくさんある!!!

子どもは道を挟んだ向かい側のベンチに歩いていき、一人で座って食べ始めた。
そして、トットットっとまた歩いてやって来て、水筒を持って向かいのベンチに行って置く。
またやって来て、次のパンを持って行く。
というのを繰り返した。
友達が追いかけて二人で座るときもあれば、子どもは一人で座るときもあった。
子どもが端っこに一人で座っていた時、気付かなかったのか別の家族がその隣に座った。
子どもと同じぐらいの大きさの子どもが二人いる家族で、きゅっとかたまって肩を寄せ、何事かみんなで話している。向かい側から友達と私が見ているなか、友達の子どもはなんとその家族のかたまりに加わり、肩を寄せてくっついて、その話し合いに参加し始めるではないか!
参加すると言っても、もちろんそれは『参加するふう』なのだが、そうであってもとにかくかわいく面白く、人が好きで物怖じしないという子どもを、私たちは向かい側から見つめて笑った。

あれから家に帰ってきても、書いている今も、思い出して笑ってしまう光景。

🚣

それから何か乗り物に乗ってみよう! と言って、ファンタジークルーズに並んで乗り、その勢いでノームトレインにも乗った🚂

子どもは並ぶのが苦手なんだなと初めて知ったり、一緒に乗ると楽しいし嬉しい! ということを味わった。
友達と子どもはソフトクリームを食べて、私は缶ビールを飲んで休憩した。
ほどよくくたびれて、一回目の遊園地には十分で、枚方名物のくらわんか餅を買って14:30ごろバイバイした。

友達の腕や肩が心配で、もっと私ができることがあったらいいなと思ったけど、それが何なのかはわからなかった。きっとそのうちまた見つかるかなと思った。


ひらパーよかった

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「ててて日記」を読むと、もしかしたら、一人だけど一人じゃないなあって思えるかもしれないです。 ほんの時々、これは知らせたいぜひ! っていうことを、急に書いたりします。 最近は、学校の話が多いです。 好きなのかも。 あとは、家族の話、生き方についてや悩んでいること…。 購読したいけどシステム的に(?)難しいなどの方はお知らせください~。

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