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アプリゲー「Gardenscapes」の楽しさは庭作りなのか

「Garden scapes」というゲームの話をしようと思う。

実は一年以上前にも一度書いたのだが、その時はゲームの概要を書いただけで、このゲームのタイトルにもなっている庭作り要素についてはあまり触れなかった。

その時の記事はコチラ↓

ゲームの進行方法などは上の記事を参照いただくとして、庭作りの部分である。

庭作りとしてはパーツが選べないとか、つけたくない装飾をタスクとして消化させられるだとか、いささか難ありかな、と思いつつ、妙にハマらせるものがある。

この、ハマり要素は一体何なのだろう、と考えて、僕の中で結論づけたものがある。

そう、このゲームにおける庭作りは、景観を楽しむ箱庭的なものではない。

お片付けゲーだ。

まず、下の画像を見ていただきたい。
これが初期状態、庭を整備する前の、荒れ果てた状態、というやつである。

画像1

1枚目はエリア右上部分、2枚目は同エリア左下部分を映した画像である。

画像2

この荒れ果てた場所を、プレイヤーが復元していくと、このようになる。

画像3

1枚にしてしまったので分かりにくいかもしれないが、荒れ果てた階段部分の復元後が階段式の噴水部分。崩れた小屋が左下のベンチに修復されている。

あの、崩れた荒地を飾り立てていく様は、庭を作るというより、ちょっとしたお片付けの様相をしているように思う。
やっていると、どんどん汚れたエリアが解放されていくのが楽しい。早く、次のエリアを見たい、という気にさせられる。

この手のゲームの宿命らしく、エリアが進むにつれて、星を獲得するパズルの難度が上がってきて、時に先が見えなくなりそうになるが、何度もトライしていると運良く抜けられたりもするので、速度は気にせずマイペースに続けている。

ゲームらしいゲームとは言えないけれど、こういう地味な手遊びについ手を取られてしまうのは、人によっては立派な時間泥棒、と感じるのかもしれないけれど。

でもさ。

たまーに、物を考えず仮想の庭を楽しむくらいの余裕があってもいいのかな、とも思うんだ。

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