執着しないということ

さて、「読書」や「引き寄せ」を体験し感じたことは沢山ありますが、今日は「執着」について書いてみたいと思います。

「執着しない」ことは、とても難しいと思います。

現に、何とも思っていなかった時は「引き寄せ」という考え自体に執着がありませんでしたが、少しでも信じてしまうような事が起こると「引き寄せたい」という気持ちが浮かび無意識的に「執着」してしまいます。

でも、そんな特には何も起こりません。

いわゆる「引き寄せ難民」状態です。

というのも、「読書」の後、少し自分の思考や無意識の考え方が良くないという事に気づき、少しそれらを正そうと「読書」の知識の中から、いいかなと思えたものをいくつか実践することにしてみました。

すると、

気持ちの持ちようや、感じ方の変化なのかもしれませんが、

結果論的に考えると「引き寄せたんだなぁ」と思える良い事がいくつか起こりました。

しかし、そんな事がいくつか起きて、

「引き寄せ」が少しマイブームのようになり

「引き寄せなければ」と考えていました。

これが、多分「引き寄せ」への「執着」だと思います。

これは、成功したと感じた人でも、一度も成功しないと感じている人でも起こりえる状況かと思います。
この期間(まぁ2週間くらいでしょうか・・)は振り返ってみてもさほど「引き寄せ」成功と思える事がありません。

ただ、それも「感じ方」の問題なのかな?とも思いますが、
理屈がどうであれ、「引き寄せ」成功して「楽しい」と思える事が少なくなったという事は事実です。

どうせなら、小さな偶然でも「奇跡」として楽しめたほうが幸せだなぁ、とこの夏に実感した私にとって

それはつまらないこと!


で、私が思うのは、

「執着」しないとは無意識は無意識に任せておくことだと思います。

その為に大切なのは唯一、習慣的に無意識に対し働きかけをする事だと思いました。

具体的には

一日に一回は「本当の望みを考えてみる」こと

これは

多くの本に書かれている「アファメーションを唱える」ことや「ビジョンボード」を作る事などのような方法でもいいのだと思います。

ただ、ずっとそれを眺めたり、唱え続けたりすると逆効果。

あくまでも、一日一回程度、無意識の在り方を調整する、楽器をチューニングするような作業だと思うといいかなと私は思います。

そして重要なのは

「意識」は目の前の事に向ける事。

この瞬間に出来る事や、わずかなきっかけに対して集中して取り組む。
そして、なにより出来るだけ「楽しむ」こと。

そうすることで、「執着」から解放されます。

目の前の事が楽しめない状態だと、「理想を描く事」が意識的に「妄想」に逃げてしまうことになってしまいます。

船に例えると

意識はオールをこぐ手

無意識は風や波などだと考えるといいのかもしれません。

しっかりと目の前の物をコントロールする、そしてそれを楽しむ

そして、より心地よい波や風を無意識が探し出し、意識に影響を与える。

これが、意識と無意識の一致だと思うのです。

なので、無意識的に悪いものを求めてしまえば、意識的に頑張っても疲れてしまうだけ。

逆に、無意識的には良いものを求めていても、意識がそれを楽しめなければ意味がない。

無意識のほうが意識よりも大きな力を発揮することは多分本当に多いと思います。

でも、「意識」が目の前の物をとらえていると人間は思うので、
「意識」が楽しめなければだめなのだと思います。

良い風や波を求めながら、目の前のかじ取りをする。


ポイントは意識・無意識のどちらも変えていく必要があるという事

ここでは「引き寄せ」をテーマにしましたが、成功の秘訣について書かれた本などでは、必ず似たり寄ったりの事が書かれています。

「引き寄せ」の話は比較的、「無意識」に重点を置いて話を進めていることが多いようですが、ビジネス本などでは「意識」に重点を置いている印象です。

宗教と科学も似たような関係に思えますが、

どちらも元々は幸福や豊かさの追求という共通の動機、人間本来の自然な欲求から生まれたものだと思います。

なので、私は「両者のバランス」こそが最大の成功の秘訣だと思います。

多分、「意識」「無意識」どちらも変えなければいけない人が多いのではないでしょうか。

ちなみに、私もその一人だったと今ようやく気付きました。

思う事が多くあり、上手く纏まりませんが今日はこんな感じで。


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