花瓶の花
・なんとなく、まだ気分が晴れません。プールで耳に水が入っちゃって、そのまま水が残ってぼわぼわしている感じ。気持ちがブレるのは、愛でるという行為が足りないからでは?と思い、お花を飾ってみました。歩いて20分くらいのところにお気に入りのお花屋さんがあるから行ってみた。
・オレンジの染めカーネーションがとてもきれいで秋らしくて、すぐに決めました。それに合わせて他のものも、と思ってお店の人に聞いてみたらいろいろ教えてくれた。それでパニカムに決めました。ぱやぱやしててかわいい。色も紫っぽくて、ハロウィンを気取っています。
・めんどくさい女の子って、花言葉と夢占いと手相占いが好きじゃないですか(大きい主語)。そんなもの信じなくてもいいし、考えてる人間も少数派だとは思うんですけどね。私はまだ花言葉気になっちゃうんだよね~~~!!
・オレンジのカーネーションは「純粋な愛」「清らかな慕情」、パニカムは「率直」らしいです。まさか率直に愛を伝えなさいというお花たちからのメッセージですか?花言葉を知ってて選んだわけではなかったからちょっとびっくり…。
・毎朝の水替えの時間が、生活を実感させてくれる。自分が手をかけなければ枯れてしまうという使命感が今の私には心地良いのだと思う。危ないね。こういう気持ちを他人に向けると、悲しい気持ちになって終わることを知っている。
・率直、私には難しいよ。深読みしたり、自分を抑えたり、そういう癖がついてしまった。ひとりでも強くなりたい反面、「ひとりで強くならないで」と言ってほしい。どんなときも人前で笑顔でいたいけど、そんなの無理、めんどくさくてごめんなさいね。
・自分はどうしたいのかなあと悩むのは前からだけど、「どうしたい」の種類は少しずつ変わってきているような感覚がある。それは現実と向き合わなくてはならない焦りみたいなものと、期待したいことされたいことが流動的にせめいでいるからかもしれない。
・お花だって、地面に根を張っていない限り、背丈のある花瓶がなければ倒れてしまう。おんなじで、踏ん張れないときは、寄りかかる器が欲しくなる。あげるよあげるよ、君に全部あげるよ…。
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