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参加したくなるナレッジ共有会の作り方
🤶 Money Forward Design Advent Calendar 2023 13日目の記事です 🤶
こんにちは、株式会社マネーフォワード デザイナーのYunです。
今年の4月に入社し、ホームカンパニーでマネーフォワード MEのUI/UXデザインを担当しています。詳しくは、こちらのnoteに書いてあるので、ご覧ください!
ナレッジ共有会をアップデートしました!
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ホームカンパニーのデザイン部では定期的にナレッジ共有の場を設けています。私は、配属されてすぐにナレッジ共有会のアップデートを任されました!
このnoteでは、どのような背景があってどのようにアップデートしたか、そして運用してみてわかったことを書いています。
どのような背景があったのか
まず、この会の目的は「デザイン部全体の知識をアップデートすること」です。これは、アップデートする前も今も変わりません!
アップデートする前のナレッジ共有の実施形式としては以下のようなものでした。
時間:20分 / 1人
形式:発表型
テーマ:目的に沿っていれば何でもok
1回の開催につき1人の発表
資料を格納する場所はなし・各自で保管
ちょっとハードル高くないですか?
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新卒の身で、1人で20分間メンバーにナレッジ共有することを考えたら「ベテランメンバーに私なんかがナレッジ共有で話すことなんてない...」、「あったとしても20分話続けられる自信がない...」ととても焦りました。
しかし、他のメンバーもこの会のやり方に対して負担と思っていたことを知りました!そこで、私はこの会を「メンバーの負担を軽減する」「参加するハードルを下げる」「ワクワクして参加したくなる」を意識してアップデートしようと試みました!
どのような方針で具体的に何をしたか
実施形式として、下記のように変更しました。
時間:5分 / 1人
形式:LT型(ライトニングトーク)
テーマ:目的に沿っていれば何でもok
1回の開催につき3人の発表
miroに資料を格納
ワクワク要素も忘れずに
参加のハードルを下げるためには、ちょっとした工夫も大切だと思います。まず、会の名前を「デザin Party」に変更しました。この名前のMTGがカレンダーに入っているだけでなんかちょっと楽しそうでワクワクしませんか...?
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また、miroで発表することによりコメントやスタンプでリアクションをすることが可能になりました。発表者だけが一方的に話して終わりではなく、発表中もワイワイとインタラクティブなコミュニケーションができる会にアップデートすることができました。
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運用してみてGOOD&MORE
半年間運用してみたので、メンバーへのアンケートで振り返った結果、GOODな点は多い一方で、より改善できる余地があることもわかりました!
GOOD
参加者の1回の学びの量が増加した
所々にワクワク要素を追加したことでハードルをコントロールできた
LT形式に変更して準備が楽になり業務負担も解消できた
少数ではあるがnoteなどの外部発信に繋がった
スピンオフでカンパニー全体での発表の機会をもらえて、MVVCのDesign&Techの浸透に貢献できた
MORE(メンバーの意見抜粋)
“ディスカッション時間はもっと長くていいかも?と感じていました。もう少し深掘りできるディスカッション時間が必要な場合もある。”
“発表する側はネタを考えるのが大変。”
“テーマが業務で活かせるものの発表の方がためになる。“
“順番や発表スケジュールの時期を希望取れるといい気もしました。“
スピンオフでMVVCのDesign&Techの浸透にも貢献
この会を運営してとても良かったことの一つに、この会から派生してホームカンパニー全体で発表する機会をいただけたことがあります。
当社は、少し前にMVVCのアップデートを行い、社員の行動指針となるValuesに「Tech&Design」が追加されました。
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これに伴い、デザイナー以外にもデザインを活用してもらえるような知見を共有するのがデザイナーの役割の一つだと考えました。そこで私は、デザin Partyの中から”アクセシビリティ”がテーマのLTをする機会をいただきホームカンパニー全体へ向けて発表しました。
この会からスピンオフしてより広い範囲に向けてMVVCののDesign&Techの浸透にも貢献できたことは、とてもやり甲斐を感じられた出来事でした!
目指すは外部公開!
会が円滑に運営できたのも、LTの発表をしてくださるメンバーの方々がいるおかげです!幅広い知見をもったデザイナーの方達と働けてとても幸せだな〜と思っています。いつも本当にありがとうございます!
今回バージョンアップはできたと思いますが、まだまだ改善できる余地はあります。より良い会にするために、今後も責任を持って運営していきます。目指すのは、外部からもポッドキャスト感覚で聞かれるようなナレッジ共有会にすることです!目標があれば、きっとできる。
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そして、アドベントカレンダー14日目はIshizawaさんです!ワクワク♩