🇫🇮[フィンランド留学記_Day44]いつものみんなでピザ作り🍕幸せはここにある
2024/09/21(土)
9:30 起床
10:30から図書館に行って、サラと作業する
私は来週から北欧留学についての情報発信を行うので、それに向けた準備をしてた。
13:00-
ランチを食べながら、サラといろんなことを話した。
「どんなことを研究したいの?」っていう私の質問から派生したんだけど、
サラは移民への言語教育に問題意識を持っているんだって。
というのも、イタリアはアフリカ大陸からヨーロッパに移動する時の通り道にあるから、すごい数の移民が入国してくる。
だけど、両親についてきた「イタリア語を理解しない子供」への十分な教育が提供されていないことが問題だって考えてる。
そういった子は無視されて、通常のイタリア語での授業が進むんだって。
日本も同じだよね。
日本に生まれてきて暮らしていると、移民について考える機会なんて全然なかったけど、こっちにきてからいろんな人の話を聞いて、すごい考えるようになった。
サラが出会った15歳の男の子は、アフリカ大陸のNigerという国から3年間陸路を歩き続けて、イタリアまで来たらしい。(上記写真右ルート)
そうして心も体もすり減らしてやっとヨーロッパに来たと思ったら、
自分の食べる最低限のお金だけ残して、道路で寝て、
スズメの涙ほどの収入のほとんどを家族に送る。
政府に存在がバレると「あなたはここに滞在する資格がない」と送り返される人がほとんどだから、違法滞在する人も絶えない。
帰るお金もない、方法もない、滞在するしかない。
違法滞在するってことは、国から存在を認められてない、なんの保護もサービスも受けられないってこと。
私は日本に生まれてきて、高等教育を受けさせてもらえる家庭に生まれて、
どれほど恵まれているんだろうと思う。
「もっとお金があればよかったのに」
「もっとあれもしたい、これもしたいのに」
とないものねだりをしていた自分が情けなくなった。
素晴らしい教育を受けてきた分、いろんな経験をさせてもらってきた分、
世界に還元していきたい。
私になにができるかな。
「いただきます」という挨拶から派生して、宗教についても話した。
イタリアはキリスト教の国じゃないのに、伝統的に宗教学でキリスト教しか教えていないのはおかしい、とか
日本人の、私にとっての宗教観についても話してみたけど、伝えきれた自信がないから、次同じような場面になった時に話せるように準備してみる。
私はNature Religionを信じているんじゃないかなって思う。
二人ともディベートが好きって話してたんだけど、「宗教についても政治についてもディベートしちゃったね、ランチタイムに。あなたってとってもラブリーよ」って言われてハッピー
こんな女優さんみたいな美人さん(スタイル抜群)にそんなこと言われたら照れてしまいます💦
午後からも一緒に作業
マヤも来たよ
一回解散して、マヤの家に一緒に向かう
マヤの部屋でちょっと勉強したら…
今日はみんなでピザを作って食べるんだ
いひひ、
本場のイタリアンピザだよ
案の定後半下ネタだらけやし
すぐ音楽かけて踊り出すし
やっぱりこの人たち楽しいな〜
ふとした時に、「あ、好きやわ〜」って思う
みんなが帰る前にたくさんたくさん思い出作りたい
と今日も素敵な1日でした
明日も素敵な1日にしよう
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