また行きたくなる飲食店にするには?こんなお店には行きたくない?!逆転の発想で考えてみると良い。
これから飲食店を開業される方、すでに飲食店を営業されている方も、
『これからお店を始めたいけど、どう言う感じのお店にしようかな』
『繁盛店にするにはどうしたら良いだろう』
『お店始めたけど集客が全然ないな~』
こういうお悩みがあると思います。
私自身も飲食店を経営しているのでそういう事を常日頃考えています。
お店の働く環境や接客など様々な要素を改善する為に、社員とバイト、高校生スタッフも交えて全員で定期的にミーティングを行います。
以前にミーティングを行った際に話し合った内容が上記の悩みを効果的に改善する一つの案としてオススメなのでこちらでシェアします。
基本的にミーティングを行う場合はグループディスカッション形式で行っており、みんなの意見やアイデアを集めてそれについてディスカッションをする、いわゆるブレインストーミングを取り入れています。
ディスカッションをする上で、
•相手の意見やアイデアを絶対に否定しない。
•絶対1人1回は発言をする
という絶対的な条件を決めて取り組んでいます。
大体お題やテーマを決めて話すのですが、過去の回では、
1.『どういうお店(飲食店)なら行きたいか?』
2.『どういうお店(飲食店)なら行きたくないか?』
というお題を決めてみんなの意見を出し合っていくディスカッションでした。
1.『どういうお店(飲食店)なら行きたいか?』
のお題だと、
•なんか楽しそう
•料理が美味しそう
•スタッフが楽しそうに働いている
•接客態度がいい
•トイレが綺麗
•料理がすぐ出てくる
•また行きたくなる様な
•オシャレなお店
•センスがいい
•人にオススメできるお店
などなど一般的によく耳にしそうな意見が出てきました。
こんな感じでホワイトボードに箇条書きにしていきます。
逆に
2.『どういうお店(飲食店)なら行きたくないか?』
というお題でディスカッションをすると、
•接客態度が悪い
•トイレが汚い
•料理が美味しくない
•料理が出てくるのが遅い
•雰囲気が悪い
•スタッフが楽しくなさそう
•印象に残らない
•もう次に来る事はないと思う様なお店
•人にオススメしたくないお店
•清掃が行き届いていない。不衛生
•店主のガラが悪い
•お店の雰囲気がダサい
こんな感じの要素がズラズラ出てきます。
みんな『こういうお店に行きたい』をイメージするよりも、
『絶対こんなお店は行きたくない』と考える方が具体的に想像しやすいのかもしれません。。
『料理が美味しくない』となってくると、そもそも勝負していく事は中々難しいので、料理はある程度美味しいという前提として考えます。
それ以外の要素は注視する必要があります。
•接客態度が悪い→社内研修やスタッフ教育が必要
•料理が出てくるのが遅い→オペーションの改善が必要
•印象に残らない→印象に残らない原因は何か?料理自体が取り立てて特徴がないものばかりだから?
•店主のガラが悪い→身なりは清潔にしているか。言葉遣い、普段の立ち振る舞いはどうか?
•清掃が行き届いていない。不衛生→こまめに清掃をする。
•お店の雰囲気がダサい→オシャレなお店をいくつか回って勉強する
こんな感じで掘り下げていくと少しずつ改善点が見えてくると思います。
『いいお店を作る』というイメージを持つのも勿論いいのですが、行き詰まった時は『こういうお店には絶対ならないでおこう』と考える逆転の発想もいいかもしれません。
上記の『どういうお店(飲食店)なら行きたくないか?』の要素を1つずつ挙げていき、それぞれその理由、原因を解明していく→改善策を見つける→排除していく事で自動的に『いいお店』が出来てくるという引き算の感覚です。
こういう作業をしていくと経営者のあなたも、スタッフも全員やらなければいけない事が明確化していくのでとても効果的な改善が成されると思います。
逆転の発想が時には大事です。
ぜひご参考にして頂けたら幸いです。
飲食店オーナーが教える
人口の少ない田舎でも成功できる店舗の秘訣/ YOSUKE SURIKI
アメリカ7年🇺🇸→地元沖縄久米島で起業/会社経営/ 飲食店オーナー/YUNAMI FACTORY/ユナミファクトリー 『TV,雑誌メディア取材多数、芸能人多数来店』 『人口の少ない田舎でも成功する飲食店の作り方』 その秘訣、ノウハウをお伝えします!
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