見出し画像

エイリアン:ロムルス感想

この記事は、本日、エイリアンロムルスを観た感想になります
(随時更新)

面白さは、感想ぶちまけトークで、店員ストップがかかるほど白熱したくらいでした

前評判はあまりよくなかったですが、私はめちゃくちゃおもしろいと感じました!回顧坊は大歓喜する、古き良きリブートだったというか、落とし前をこうつけてきたか、といった印象です。

今のところ、私の中では、暫定、

2>1>ロムルス>4>AVP>プロメテウス>コヴェナント>3

です。

(1,2は映画史に残る名作だから、絶対見てほしい)

ロムルスは、現代版リブートというか、オマージュが多くて先が読め気味だったし、説明気味というか、ご都合主義展開は多かったものの、反面の「これを求めていた」というお約束と、少しの予想外の展開というスパイスで、1のゴシックホラーを現代風に煮詰めた感じが好きだった

監督のフェデ・アルバレスは、趣味というか性格が悪い(褒め言葉)
どうしたら、あんな救いようのない展開が考えられるのか

どうやら、興行収入がよかったようで、次回作のシナリオは数通り考えてはいるけど、観客の反応をみて、どのシナリオを選択し、続編を作るのかを、じっくり最低2年程度は間隔をあけて、考えるそうです

フェデ・アルバレス監督だったら、魅せるところは魅せて、適度なスパイスを混ぜてくれるので、ちょっと次回作も期待したいところ!

エイリアン:ロムルスは、ファン向けのサービスに傾いていて、良く言えば期待通りのお約束、悪く言えばオマージュの二番煎じといったところだったけど、「これがエイリアン」「これがみたかった」を令和の時代に高品質でまとめてくれたので、そこは嬉しかったのよね

開幕は説明重視でかったるかったが、火蓋が切って落とされたあとは、ジェットコースター並みにスリルの連続
最初に溜めていたのが、思いのほか良かったのかもしれない

ただし、主人公一行の目的と手段が分かりにくく、シーンに説得力が生まれず、気がつけばピンチ、気がつけば脱出という場面もチラホラ
もうダメだと思ったら、目と鼻の先に打開策あり

なんともフィクションだ…と思うなかれ、それでもエイリアンというお約束がこれだから、これでいいんです

わかりきった展開をどうスリリングに、どうエンターテインメント的に描くのか、ロムルスはここが抜群に上手かった

わかっていてもえげつねえ、これに尽きます

死亡フラグを順当に立て、圧倒的な物量でなぎ倒していく

これが見たかったんですよ

公式サイトをみて、こいつ死にそうだなと思った奴が、はい正解です、劇場で答え合わせをしてみてください

そして割と、登場人物は影が薄い割に、結構イイヤツが多く、勧善懲悪がしっかりしている

アンドロイド枠は演技が上手いようでいて、自分でも真似できるのではないかと愚考も、敵にも味方にもなりうる展開と仕掛けは、シナリオの妙だと思った

壮大な宇宙、メカニックと、時代をさかのぼったような古ぼけた映像や、生理的で不気味なリアルの造形と、緩急をつけた映像美が、気持ちいい

逆に、隅々までの情報量が多くて、全体像を掴むのには疲れたが、それでも適度に古びていて綺麗

襲われる臨場感、逃げることのできない閉鎖空間が、これでもかと、視覚に訴えてきます

そして何より、主人公が可愛かったので、ずっと見ていられました

ラストでは、迫り来る奴らよりも先に、谷間に目が行ってしまったね

ケイリー・スピーニーは、次世代を担う、大きな役者のうちの一人だと思っているよ(パンフレット風)

ウィノナ・ライダー感も否めなくはない

シガニー・ウィーバーほどの伝説的なカタルシスにはやはり届かないにせよ、そこそこ健闘はしていたと思います

武器を持つのがちょっと、遅すぎましたかね

いろいろと綴りましたが、映画が終わったあとに痙攣しながら白目をむいて英語が喋りたくなる、そんな映画でした

でも、シリーズを見てないと、話はあまりわからないかもしれない

重要ファクターの説明のほとんどは、前作までに委ねてましたしね

最低でも、1とプロメテウスを見ていないと、話についていけん

考察内容も少なくなく、好奇心旺盛な彼女と観に行くにはうってつけの映画だとは思います

↑映画を見終わった方は、未消化分を片付けるために、必須

やっぱりオマージュ多かったよね笑

以下、エイリアン感あふれるAIイラストたち

ご好評頂き、ありがとうございます!

こちらでは、期間限定で、当noteの楽曲を全編無料で聞くことができますので、興味がある方は、ぜひお楽しみください✨️


この記事が参加している募集

いつもサポートを頂きましてありがとうございます。皆様からのご好意により、note継続のモチベーションが生まれております。恐縮ですがとても嬉しいです。これからもマイペースで、あなたの人生が豊かになるような記事を作成運営していきますね。