イブです
タイトル通りなわけですが、もうこの街には友だちもほとんどいなくなってるし
ね、素敵な夜を過ごす彼氏なんてのもいないしね。去年と同じくで、1人で淡々と冬の1日を過ごすんだろうなと思ってたわけで。そしたら、朝ラインで、先約がなかったらうちに来ないかなー?というお誘いが入ってまして。Mさんというか、Tくんというか、そのご一家。大学3年〜4年にかけて、家庭教師のバイトをさせてもらってた家のママさんと中学生です。
実はママさん、ご出身がフィリピンで、カトリックの国の方らしくクリスマスには気合いを入れる。テーブル狭しと並べられたご馳走。ケーキやチキンは当然のこと、マンゴーやパインなどのトロピカルフルーツもどっさり。乾杯する前にママさんが美声で讃美歌を歌ったけど、上手で聴き惚れたわ。こんなに歌が上手な方だったとは初めて知った。宴もたけなわの頃には、パパさんのアコースティックギターの伴奏で、シャンパン片手にJ-POPのタガログ語バージョンのやつも何曲か。
中3になったTくんの学校でのことを聞いたり、お腹いっぱいになって、楽しかった。ファミリーっていいねえと単純に思ったり。
帰りには、おばあちゃまから年末年始用のご馳走のお裾分けをいただいたり、車で家まで送っていただいたり。思わぬ楽しい夜だった。感謝です。
10時半頃家に帰ると、すぐに母から電話がかかってきて、今年も彼氏なしのぼっちクリスマスなのよね?と。なんで彼氏つくらないの?もうすぐ24だよ、とか。
そう言われてもねえ。ムリしてつくるもんじゃないと思うんだよね。ふつうに生きてて、その中でこの人は!という人と遭遇したなら別。生来の陽キャパワーで積極的に攻めてく気はある、笑。けど、なんかムリして、不自然にというか、作為的にというか、「過度な出会い?」みたいなのを求めて動き回るなんてのは性に合わない。そんなふうにしてまでして恋人は作りたくない。それがが正直なところ。
【台所日記】
雪がちらちら舞ったりする日もあったこの1週間、晩ごはんは連日のように「鍋」だった。
上から、まずはカブと赤魚の鍋。汁は京風に白出汁で。ほんとはこれ、甘鯛で作るやつ。でもそんな高級魚はムリなんで、冷凍の赤魚で。それなりに美味。
次は、みぞれ鍋。これは母の故郷・金沢のやつ。ブリの切り身と野菜に大根おろしをたっぷりと。
で、その次は、ねぎま鍋。ネギとマグロと豆腐を薄めの蕎麦つゆで。これは、私の故郷・東京下町のお蕎麦屋さんのやつ。ネギを焼いて香ばしい焦げ目をつけてから投入するのがポイント。
でもって、お次、オーソドックスな鶏モモ使用の水炊き。
最後に、鍋の時の楽しみ、〆の雑炊。
ビジュ的に「お目汚し」になってしまいそうな雑なものばっかだけど、そこは人様に振る舞うものではなく「おひとりさま鍋」なもんで、どうもという感じですね、笑。
【音楽室】
最近ひょんなことで偶然知って、かなりヘビロテで聴いてるかなって感じのSSWです。ニューヨーク育ちで母親が日本人の関係か、歌詞は英語と日本語が入り混じってる。なぜ気に入ったのというとうまく説明できない。ボサノバをベースにほどよいグルーブ感、エレクトロニカやサイケデリックな要素がそこはかとなくハイブリッドに組み込まれてる。そのあたりがいい感じなんだと思う。