見出し画像

五月晴れ

 タイトル写真の白い花。アカシア。正式名称はニセアカシアなんだけど、本ちゃんのアカシアは日本にはあまり見られず、こちらの方がポピュラーなのでアカシアの名前で通っちゃってるという。まあいいです。この花は蜂蜜の原料にもなってて、アカシア表記のハチミツはみんなこの花の蜜。今、山の方に行くと、どこもかしこもこの花でいっぱい。初夏の象徴のような花ですね。
 お天気は良し。午前のバイトを終えて、午後の仕事までのわずかな間、ちょっとした買い物をしにイオンまで行ったついで、大学のキャンパス内の桑畑にてひと休み。在学中、この桑畑ではよくお昼ごはんのお弁当を食べたよ。昼休みの生協とかの人混みを避けての「ぼっちお弁当」。木陰のベンチで太郎山と東太郎山を眺めながら。
 そろそろかなと思い覗いてみると赤い実をつけてる桑の木もあった。赤いうちは酸っぱくて食べれない。あと1ヶ月くらい待って真っ黒になったら食べ頃。これ食べると口の中が真っ黒になる。薄い色の服の時は、汁が飛び散りやすいの要注意だけど美味しいんだよね。

 で、こちらの白い小さな花はブルーベリー。夏から秋にかけての実りに向け、いろんな花が咲く春から初夏。桑の実もブルーベリーも上等なジャムになる。JAの産直品売り場に並ぶのは8月くらい。今年もジャムを作り、伊豆のおばあちゃんや叔父さん、東京の姉妹に送りますかねえ。


【台所日記】
 連休後半から連日続いてる山菜の膳。使い切ったと思ったら、また差し入れな感じで、この半月ほど切らしたこのない贅沢ぶり。ありがたやー!です。
 タラの芽と山ウドの天ぷら。ワラビとミヤマイラクサのおひたし。ウルイの酢味噌和えと野ブキの味噌油炒め。そして出回り始めたハチクのタケノコご飯。信州の人々は東京の人々と違って、孟宗竹のタケノコよりもハチクの方を好みますね。そして、北信に行くとハチクよりもネマガリタケが好まれるみたいで。ハチクもネマガリタケもこれからがシーズン。郷土食の鯖缶の味噌汁には欠かせない食材。鯖缶味噌汁だけでなく、鯖缶とハチクの東南アジアカレーなんかも作りますかね。鯖缶にトマトと調合されたミャンマーカレーのスパイスで作ると簡単で美味しいんだよね。


【音楽室】
 流れるような音で、心おだやかにしてくれるエレクトロニカ作品。ところどころに挿入されているフィールドレコーディングされた環境音もいい感じ。家事をしてる時の心地よいBGMなどに愛聴させていただいております。

いいなと思ったら応援しよう!