弾丸帰省
雲が低く垂れ込め、その上空もどんよりとしたグレー。雪降るのかなあと思わせる雰囲気ながら、気温はさほど低くないので大丈夫そう。
さて、そんな中、今日から1泊2日の弾丸帰省。
妹というか、双子姉妹の片割れが母のとこに来るから私にも来いと。私が大学に入って家を離れ、社会人になった妹も家を出てバラバラに暮らすようになって2年が経つけど、その間母子3人揃って過ごすことがなかった。昼間の少しの時間、街でランチしたりはあったけど、実家で3人で過ごすのは、おそらく3〜4年ぶりかなという感じ。
お昼からついさっきまで、K(妹)のよく喋ること。仕事のこと、彼氏のこと、今住んでるニコタマの街のこと、友達の誰彼のこと、コスメのこと、旅行のこと(バリ島、韓国)・・・、嬉しそうに聞きいる母とぼーっと眺めてる私。
あんたの方はこの1年どうだったのよ?と聞かれ、夏の間トマトの高値にもかかわらず、裏の畑からいくらでも手に入って幸せだったこと。散歩コースにいた可愛いヤギちゃんがいなくなっちゃったこと。などなどを話すも、母とKはふーんという感じでおよそ興味なしって風情。私が今でもハニーズで服を買ってるというと、Kは信じられないという顔だったのが何とも。あんたは安上がりでいいねえという母の言葉は、褒め言葉ではなく、皮肉と危惧が混じってた感じ、苦笑。
遠くに住んでると、たまには顔見せないとと思うこともある。でも、2時間以内で行けるようなところに住んでるから、いつでも行けるし、何も今じゃなくてもということで、足は意外と遠のくもの。LINEのおかげで疎遠にもならないし。
写真は、実家から一番近い繁華街・北千住に行き、帰りのバスを降りて撮った隅田川。味気ない故郷の風景、笑。
そういえば、一度も聞いたことはないけど、母はなぜここを住処に選んだのだろう。職場は当時も今も隣の隣の葛飾区。地方出身で、武蔵野地区にある大学を卒業し、下町エリアに就職した。それだけだと、葛飾区・足立区・墨田区・台東区と、選択肢は複数あったのに、なぜ荒川区?そう思う。
まあ、そのおかげで、私たち姉妹はこれといって何があるわけではないけど、生活の不便さを感じることのない元気な下町で、18年間の屈託のない幼少期〜少女期を過ごすことができたわけで。今住んでるとことはおよそ違う土地だけど、それなりの愛着はあるんですよね。東京都荒川区町屋。
【台所日記】
今日のはほんとどーでもいい記事かも。でもね、先日食べたこれ。どーしてなんだの疑問が・・・
大阪のカレー。自由軒という有名な洋食屋さんのカレー。ビジュ見ておわかりのように、カレーとご飯がまぜまぜ。まあ、食べる直前にはこうなる。それをあらかじめやってくれてる。そうではあるんだけど。全国区にはならず大阪ローカルな理由は?
これ、高校時代に、有楽町にあった自由軒で知ったやつ。で、大阪人は、このカレーにウスターソースをどばどばかける。生卵もかける。私は、生卵は何だかなあな感じもするんで、いつも目玉焼きだけど。ウスターソースの酸味が加わるのは案外いい感じだ。
最近は、大きなスーパーでも自由軒のカレーはレトルトで売ってたりするけど、カレーのルー自体はほどよくスパイスが効いててとても美味しいし、ウスターソースの酸味、卵の黄身の甘味と混ざると絶妙に美味。気取らない大阪の庶民の味のこれ、けっこう好きです!
【音楽室】
楽曲のタイトルは「日常」。このバンドの演奏を初めて目の当たりにしたのは、墨田区の錦糸町一帯の至る所で演奏が繰り広げられる「すみだストリートジャズ」というフェスで、高3の夏だった。
もしも1年間が、この曲想のような「日常」×365日だったらすっごく素敵なんだろうな思う。私の2024年、私のオプティミズム+陽キャパワーで、7割がたくらいはそうだったのかもなあ、とも思う。将来のことを抜けば、悪くない2024年だったかもなあ、と言っておこう。