まいにち日記
〜舌に出汁の基準ができている〜
昨日、苦楽園のロンダ
（どうしても苦楽園というお客様の為にのみあるサロン）のご近所に
美味しいお蕎麦屋さん発見しました！！
それがね、京都の昔ながらの味を出しているお蕎麦屋さん！！
先代さんの時代の京都岡崎の阿国の味や
または京都茂丸商店近くのそば鶴にそっくり！！
もう感動しましたね〜！！
今時の京都ではこの蕎麦を食べようとしても
なかなか出会えません。
京都のお蕎麦屋やうどん屋さん、
昔は手頃な値段で美味しいところ多かったんですが
観光ブーム起こってから
地元民御用達の食事どころ廃業したところ多くて
京都に行っても
ランチ難民になってました。
新たに京都にできたところは
見た目は確かに小綺麗でインスタ映えするのだけれど
味に奥深さがないのが多いんです。
むかしの京都の味に
舌が慣らされたせいか
舌に出汁の基準ができているんですね。
だから、その基準に合わないものは
旨みを感じられないんです。
京都に行くと
お昼を食べに行く割烹があるんですが
ここは昆布だしベースで料理が作られてるんですね。
それが繊細でとても美味しいんです。
滋味という言葉そのものなんです。
でも、この味に気づかない人もいるだろうと
いつもお吸い物飲むたび思うのです。
昆布だしベースのお澄ましは
濃い味に慣れている人からすると
一見すると水っぽく感じられるんです。
nhkのドラマごちそうさんで
関東からお嫁に来た主人公が
初めて昆布だしを飲んだ時
本当に味ついてるの？と思ったくらい薄いんです。
でも、昆布だし味に舌が慣れると
この旨みの奥深さに舌が喜ぶようになります👅
２ヶ月前から
なぜか味覚が今まで以上に発達して
食事に行った先の料理に何が使われているか
わかるようになりました。
この間もレストラン行って
”ここのホワイトソースは手作りだ”ということを
舌がすぐに気づいたのです。
味覚は敏感な方だと思うのですが
それがより鋭敏になった、そんな感じです。
昨日見つけたお蕎麦屋さんは
リピート決定です。
苦楽園で仕事の時は
お昼そこにしようと思います✌️
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