「感謝と祈り」第909話
順天堂大学医学部教授で、スポーツドクターの小林弘幸氏は、多くのアスリートと接する中で、
「この人は成長するな」と思う人は、次の2つのタイプに分かれると言います。
(1)物事をはっきり口にする人
(2)何も言わずに、じっと耐える人
🍀どちらのタイプにも共通して言えるのは、何かを言われた時、ひと言目に「了解しました」と言うことです。
(1)のタイプであれば、「そして、この部分についてなんですけど」と、自分の意見を述べます。
自分の意見を口にはしますが、相手を否定するような言い方をするわけではなく、相手に逃げ道も与えるような言い方をするそうです。
(2)のタイプは、ひと言「了解しました」と言った後は、ひたむきに実行します。
教えられたことを素直に受け止めることができるので、着実に成長します。
しかし、中途半端は、一番ダメで、こちらが意見を言った後に、「でも」と最初に言われると、一気に、進言する気が失せてしまいますし、相手にとっては、成長するヒントを得る機会を逸することになります。
小林氏は「了解」という言葉は、とてもいい言葉だと言います。
言葉の意味としては前向きであり、気持ちよく物事を引き受ける代表格の言葉だからです。
何かを言われたら、まず「了解です」 と答えることが、人間関係をスムーズに運ぶ秘訣なのかもしれません。
誰かの誘いに迷った時は、「了解です」と言って気持ちよく引き受けると、行こうという決意にもなりますし、自分にとってメリットがないと判断したならば、キッパリと断る勇気も必要です。
中途半端に曖昧な返事をするのではなく、前向きに受け止めて、「了解です」と返事出来る潔さを持ちたいですね。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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