「感謝と祈り」第600話

最近、アートを学びにアフリカに行ったショーゲン氏のお話を聞く機会がありました。

その人がいた所は、人口200人のブンジュ村という所で、そこでショーゲン氏は、長老のカンビリ家にお世話になったそうです。

そして、ある日ショーゲン氏は、カンビリさんからこんな質問を受けたそうです。

「ショーゲン、画家としてやっていく為には、どうしたらいいと思う？」という質問です。

さて、皆さんならどのように答えるでしょうか？

その時、カンビリさんは、画家としてやっていく一番いい方法は、「感謝の気持ちを伝えにいく事だ」と教えてくれたと言うのです。

感謝の気持ちを伝えられて、喜ばない人はいません。

感謝の気持ちを伝えるとは、すなわち喜びの心を素直に伝えに行く事なのです。

アフリカのブンジュ村では、誰もが感動したり、嬉しい事があったら、直ぐにお礼の気持ちを伝えに行くのだと言う。

すると、同じように幸せの波動を持った人と縁が出来たり、嬉しい気持ちが、更に喜びを連れて来て、もっと大きな仕事が出来るようになるのだという。

だから、嬉しい、楽しい、有難いなと感じたら、直ぐにその気持ちを伝えに行った方がいいのです。

仕事をもらう為に、打算的な心で相手に近づくのではなく、感謝を伝えるという純粋な気持ちで行動した時、何故か物事がうまくいってしまうようです。

もし、神様のような偉大な方が存在するとしたら、「そんなに喜んでくれるなら、もっと喜ばせてあげよう。」と、思わぬプレゼントを下さるのかもしれません。

日頃から感謝の気持ちを伝える努力をする事で、もっと心に余裕を持っていきたいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。