見出し画像

幕末の儒者・佐藤一斎に『言志四録』という名著があります。

四録とは、『言志録』『言志後録』『言志晩録』『言志耄録』の総称であり、『言志晩録』の一節にこんな言葉があります。

🍀「堤燈を一つ持って、暗い夜道を行く
何も心配することはない。
この堤燈の明かりを頼りにすればよい」

との意味だそうです。
この堤燈とは、一体何でしょうか?

人生を「暗い夜道」にたとえると、「堤燈」とは信念や志に当たり、これらは羅針盤になるそうです。

心の明かりであり、信念や志があるからこそ、夜道のような人生のなかで迷わずに進むことが出来ます。

またブッダが亡くなろうとしている時、弟子のアーナンダが、「私たちはこれから何を頼りに生きて行けばいいのか?」と聞いたそうです。

するとブッダは、「自灯明(じとうみょう) 法灯明」といったそうです。

自灯明とは、自らをよりどころとし、
自分を信じて、まどわされずに、しっかりと生きていきなさい、と。

法灯明とは、法をよりどころとしなさい。

いつまでも変わらない真理や仏法をよりどころとしなさい、と。

例え強い目的や志が見つからなくても、目の前の事を一生懸命する事で、必ず道は出来てくるのです。

自分を信じて、一歩一歩前に踏み出していきたいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。


いいなと思ったら応援しよう!

ゆーみんの傾聴&セラピー💖算命学鑑定✨note毎日更新💝フォロバ100
よろしければサポートお願いします。運を高め、一緒にピンピンコロリの人生を目指す人を募集しています。ダイエットに興味のある人に、責任を持ってフォローをしていきます。素敵な人生を目指していきましょう。