「感謝と祈り」第166話
今は待つことがとても苦手な人が多い。
世の中が便利になり、スピードがとにかく重要視されている為、時間を無駄にしたくない人が多いのだと思う。
銀行の窓口で待たされたりするのを嫌い、レストランで待たされると怒り出す人さえいる。
今は四季に関係なく、店頭には色んな野菜や果物が並び、待たなくても一年中食べたいものが手に入る時代になった。
有難い時代といえば違いないが、それに付随して、待つことが苦手な人が増えていると思う。
「果報は寝て待て」なんて事は、もはや通用せずに、結果をすぐに求めるあまり、自分中心の行動を取ることが多くなってしまうのだと思う。
「人生の「ねじ」を巻く77の教え」(ポプラ社)の中にこんな文章があった。
『動物には「待つことのできる動物」と「待つことのできない動物」がいます。
ネコやネズミは「おあずけ」することができない。
イヌの場合は、簡単な訓練で20秒は待てる。
サルは1分、チンパンジーは5分と聞いています。
人間はさまざまです。
赤ん坊をはじめ、これに近い人は、しばし待てずにダダをこねます。
いずれにしても、「待つ」というのは高等な精神活動ですので、これができるような人間性を磨かねばなりません。
やはり、待つ事は大事な事であり、それによって相手の事も信頼出来るようになるのです。
特に人を育てる上で、待つ事はとても重要であり、自分を磨く上でも大切な学びになっていると思います。
待つことに慣れて、少しでも人間性を磨く努力をしたいですね。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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