「感謝と祈り」第591話
「私は出家してから一瞬も、後悔したことはないです。しまったと思ったことない。
他のことじゃ、年がら年中、しまったと思うことはありますが、出家したことに対しては一度もない。
これは本当に有り難いことですね。
出家したって、腹の立つことも不合理なことも起こります。
そのときに、昔だったら、いちいち、カーッとしてた。
いまはね。
「これは仏がいま、私にこういうふうにする方がいいと思うから与えてくれてるんだ」というふうに思えるんです。
そうすると楽ですよ、とても。」
これは作家の瀬戸内寂聴さんが生前仰っていた言葉です。
出家する前は、自分の才能を信じていて、自分の力でここまで来た…と言う風に思ったそうです。
でも、そうではなく、皆さまの力で、ここに立たせて頂いているのだと思えるようになった時、心がとても自由になったのだと言う。
良いことも悪いことも、全て神仏の計らいで、用意されているのだからと思えるようになり、一喜一憂する事なく、肩の力を抜いて生きてこれたという言葉に、私も深い感銘を受けました。
全ての事を仏(神様)に身を委ねて、一期一会を大切に生きられたら、寂聴さんのように心穏やかに過ごせるようになるかもしれませんね。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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