自分褒めのススメ!
12月6日に、ほめ育のzoomセミナーに出席しました。
ほめ育の原邦夫先生と、シスター鈴木秀子先生のコラボセミナーです。
お二人ともカトリック教徒のクリスチャン。
トークから伝わる優しい雰囲気は、とても温かい気持ちになれます。
「なぜ、私たちは新型コロナウィルスを与えられたのか?」というテーマでしたが、今を乗り切るヒントが沢山あったのでご覧ください。
一人一人が発光体になる
世界中に蔓延した新型コロナウィルスですが、経済的な打撃を招き、多くの人が亡くなるという悲しい現実を目の当たりにした1年でした。
いつ終わるのかも予測がつきません。
それによる閉塞感、不安、悲しみは本当に想像以上だと感じます。
では、なぜ神様はこのような苦しみを私たちに与えたのでしょうか?
その事を原先生は、こんな風に仰いました。
「悲しみも分からないと、人生が豊かにならない」と・・。
先生も最近、実のお父様を失ったそうですが、突然の別れは本当に辛いものです。
でも、深い悲しみや苦しみを経験しないと、相手の視点に入ることが出来ないし、他者の悲しみや苦しみを理解することが出来ないのです。
悲しみを経験することで、人の気持ちに寄り添い、人に共鳴することが出来るようになるのです。
だからこそ、一人一人が太陽となって、人の心を温かくする必要があると仰っていました。
自らが明るい太陽となって、発光体の役割を今こそすべきなのです。
それには、自分をまず褒めていく事が必要だと教えて下さいました。
1日1褒め、3つの感謝
そう、まず自分で自分を褒めていく習慣が大事なのです。
そして、それが出来るようになったら、相手も褒めるのです。
1日1褒めなら毎日出来ますね。
そして夜寝る前に3つ、当たり前の日常に感謝をしていくと良いのです。
大きな事に感謝するのではなく、「今日も無事に過ごせた」とか「寝るベッドがある」「ご飯が食べられる」というような当たり前のことに感謝すること良いのです。
なぜなら感謝する習慣が身につくと、「どんなに大変な事が起こっても大丈夫だ」という確信に変わっていくからです。
すると、自分にとって辛い出来事があった時、その辛いと思う事柄に対しても、感謝の心を馳せることが出来るようになるのです。
まとめ
鈴木秀子さんは、毎日楽しく生きるにはどうしたら良いかについて、こんな風にアドバイスして下さいました。
①日常の中で常に新しい事をクリエイトしなさい
②好きだったことを思い出し、それを日常のことと結び付けなさい
③周りの人が喜ぶ事をしなさい
①は、ありふれた日常の中に、普段とは違う事を見つけて、やったことがない事をしていきなさいということです。
買い物に行くにもいつもと違う道で行く、初めての店に行くといったような、常に新しい発見をするということです。
②は、子供時代自分が好きだったことを思い出し、今現実にできる事と結び付けて、それを楽しむ努力をしていくということです。
好きだったこと、得意だったことは、人生の喜びであるはずなので、それを思い出してやってみる事が必要なのです。
③は、自分の好きな事を見つけたら、それを誰かの役に立つ事、喜びそうなことに変換していくと更に良いということです。
コロナは、今後苦しい事や嫌な事、悲しい事に直面した時、それとどう向き合っていくか考える絶好の練習の機会なのです。
自分を認めていくと、他者貢献を考えられるようになり、自分もいかに周りの人から支えてもらっているか、気づけるようになります。
そのお陰様に気付き、他者貢献を行っていく為の絶好の練習の機会ととらえるのも、今の時代に大切な事だと考えさせられました。
今こそ、生かされている事の有難さに感謝する時ですね。
1日1ほめ、3つの感謝をして、周りを明るく照らす人になりましょう。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。