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ゆーみんの『幸せの道標』第58話
おはようございます。
開運セラピストのゆーみんです。
今日は何でもない日常を味わう「セイバリング」という記事を見つけたので、ご紹介します。
「セイバリング」とい言葉の意味を調べると、心地よい体験やポジティブな感情をより長く、深く味わう、心理的な行為を意味するのだそうです。
そして、幸せになる為に、特別な出来事は必要ないと言います。
人間は直ぐに快楽になれてしまう為、「幸せになれそうなイベント」は長期的な幸せにはつながりにくいのです。
宝くじに当たっても、当選直後は幸せ度は高かったものの、約1年後にはランダムに選ばれた非当選者と比べて、幸福度は変わらなくなっていたという実験結果もあるのです。
そして、どうやら意識を少し変えるだけで、何も特別な事がなくても、幸福度を上げることは可能になるというのです。
それは、「日常の何気ない行動をどんな風にして、これまでと違う経験にしたか」「それを急いで済ませた時と比べて、どんな気持ちになったか」を書き出す事だと言います。
毎日数分間を費やして、今まで意識することなく急いで終わらせていた事、(食事する事、シャワーを浴びる事、歩く事など)を楽しんでみるのです。
すると、定期的に喜びを味わう練習をした参加者たちは、生活満足度が大幅に高まり、落ち込むことが少なくなったと言います。
そして、ペンシルバニア大学の研究チームによると、その効果は1年にわたって続いたと言います。
研究者たちは、このように味わう体験を「セイバリング」と呼んだのです。
日常には、セイバリングの対象となるものが溢れています。
朝の食事や、洗濯の匂い、会社に行く途中で見かける花、友人との何気ない会話など・・・、全てがセイバリングの対象になるのです。
いかがでしょうか?
幸せになる対象は、実に日常に溢れているのです。
日々の生活に幸せを見いだせれば、誰もが幸福度を一気に増すことが出来ますね。
幸せとはなるものではなく、気づくもの・・・。
そういった意味では、幸せとは技術なのかもしれません。
その練習を積んでいけば、特別な行事がなくても、きっと幸せ度が増すと思います。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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