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仏教では、私たちの行ないのことを「業」といい、その行ないは、体と、口と、心の三つがあるそうです。

これを、身業(しんごう)、口業(くごう)、意業(いごう)といいます。

これらの行ないがタネとなって、運命を生み出していると説かれています。

🍀「身業」とは、体の行ないのこと。

食べるものによっても健康になったり、不健康になったりします。

🍀「口業」とは、口の行ないのこと。

口は災いの元といわれるように、人間関係も言葉の使い方、話し方によるところが大きいのです。

丁寧な言い方を心がけていると、人間関係もスムーズにいきます。

🍀「意業」とは心の行ないのこと。

心の中だけでいろいろと思うことも、仏教では行ないだと説かれます。

その人のもってる価値観や、考え方も意業となるのです。

心で思っていることは、口や体に表わさなければ誰にも分かりません。

だから、 何を思っていても言葉や行動に出さなければ、いいだろうと考える人があります。

しかし、仏教では、体と口と心の三つの中で、心の行ないを、最も重く見るようです。

なぜなら、心の行ないがあらゆる行動の元になっているからです。

イライラしているときは、どうしても、口調も荒くなるし、焦っているときは、注意力が散慢になって、ケアレスミスが多くなってしまいます。

ストレスがあると、過食になったり逆に食欲が落ちたりします。

私たちのさまざまな行動の元が心にあることは、誰でも納得できることでしょう。

「幸せのタネをまくと、幸せの花が咲く。

不幸のタネをまけば、不幸の花が咲く。」

自分で蒔いた善行も悪行も、自分の報いとして自ら刈り取る事になるのです。

心を整えて、悪業を増やさないように、
普段から言葉や態度に気をつけていきたいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

『心がほっとする ほとけさまの50の話』王様文庫より

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