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吉田松陰という方を、皆さんご存知でいらっしゃると思います。

外国への密航を企てた事が見つかり、終身刑を言い渡されたのですが、時代の移り変わりと共に状況が一変し、山口の牢屋から奇跡的に出獄を許され、「松下村塾」を開いた人物です。

当時松下村塾に集まった人たちは、「藩校明倫館(めいりんかん)」から締め出された、いわば下級武士の子弟たちでした。

面白いことに、明倫館に集まっていた上級武士の子弟よりも、この下級武士の子弟たちのほうがのちに力を発揮していくことになりました。

伊藤博文のほか、その門下に集まった人には、高杉晋作、久坂玄瑞(げんずい)、吉田稔麿(としまろ)、品川弥二郎、山県有朋など、明治維新に大きな足跡を残した人たちです。

いけないところを指摘するのではなく、よいところを教えてあげるという教育に、門人 たちはどんどん花開いたのでしょう。

これは現代の「長所進展法」に通じるものだと思います。

そして、長所を伸ばすことで、短所も目立たなくなると、船井幸雄さんも言っておられます。

良いところを見つけてそれを伸ばすというやり方で育ってきた人たちが、 明治維新の原動力となっていったのですから、それぞれに持っている天分を見つけて伸ばすということは、本当に大切な役割だったと感じます。

後世の私たちも、できるだけその教えを日々の生活に取り入れて、人の良いところを見つけて伸ばしていきたいですね。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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