「感謝と祈り」第853話

罪には警察に捕まる罪と、警察に捕まらない罪があります。

警察に捕まらない罪を犯したからといって、法律上捕まることはありませんが、それで安心してはいけません。

運は結構この警察に捕まらない罪に、厳しいのです。

警察に捕まらない罪を、「道徳的罪」といいます。

誰も見ていないからいいや、
警察に捕まる訳ではないから、少しくらいなら許されるだろう.…。

誰もがそう思うかもしれません。

例えば、人の見ていない所で平気でゴミを捨てたり、誰かと交わした約束を平気で破ったり、自分の気分が悪いからと、自分の部下を大声で怒鳴ったり、ストレス解消の為に騒音を撒き散らしたり….。

確かに、これらのことは、警察に捕まったり、人が見ていなかったら、叱られる事もないでしょう。

しかし、現実はそうではなく、運や神？(宇宙の叡智)は、その事をしっかり見ておられ、いずれはそうした行為を、自分で刈り取らなくてはいけない時が来ます。

そうした事を平気でする人を、運は決して見逃さず、力を貸したり味方になってくれる事はないのだと思います。

逆に、人が見ていなくても、誰かの為に自分の力を貸そうとする人を、運は見逃しません。

必ず巡り巡って、自分の所にその徳積みが良い形で帰って来るのです。

こうした事を心の何処かで覚えておくと、情けは人の為ならずという意味が、何となく理解出来る気がします。

自分の行動を今一度、よく考えて行きたいものですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。