「感謝と祈り」第922話
人間は「誰かのために」と思った時に、
希望が生まれてくるし、その希望を持つことによって免疫力が高まり、生きる力が湧いてくるのではないかと思います。
そんな事を思わせるお話を、医師の鎌田實先生から聞きました。
末期の癌で余命3ヶ月と言われた女性がいました。
彼女には二人の子供がいたそうです。
上の子が高校三年で、下の子が高校二年。
せめて上の子の卒業式までは生かしてあげたいと病院の先生達は思っていました。
でも彼女は、余命三か月と言われてから、
一年八か月も生きて、二人のお子さんの卒業式を見てあげることができたというのです。
そして、一か月ほどして亡くなりました。
これは奇跡と言っても良いのではないでしょうか?
何故、このような奇跡を起こす事が出来たのでしょう。
こうしたことは科学的にも立証されていて、例えば希望を持って生きている人のほうが、がんと闘ってくれるナチュラルキラー細胞が活性化するという研究も発表されているそうです。
おそらく彼女の場合も、希望が体の中にある見えない三つのシステム、内分泌、自律神経、免疫を活性化させたのではないかと鎌田先生は仰っていました。
やはり希望の力は、考えられないような素晴らしい奇跡を起こし、人が本来持っている自然治癒力を高める事を可能とするのだと思います。
どんな逆境にあっても、希望の光を心に灯し、最後まで誰かの為に力を尽くしたいですね。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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