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🍀《お釈迦様の教えは「受け入れること」》
このように、小林正観氏は仰っています。

私たちは、小学校、中学校の教育において、「思いを持って、努力をして、頑張って、必死になって、今ないものを手に入れなさい」「自分の思い通りにすることが幸せである」と洗脳されてきました。

でも、お釈迦様の教えは、
「受け入れること」だといいます。

思いを持たないで、目の前に起こったことに対して「そうきましたか」と受け入れてしまうほうがラクなんです。

「この人をどうにかしたい」とか、「この状況から抜け出したい」とか「もっと実績を上げたい」と思うから苦しいのであって、丸ごと受け入れてしまえば、苦しい思いから脱却できるのです。

でも、努力して、必死になって目標を達成する事で、今ないものを手に入れたいなら、そうしても良いと思います。

でも、人の評価を気にしているうちは、必死で努力を続けるしかありません。

そして、今ないものを手に入れることが、幸せになる事かと言えば、そうとも言い切れないのです。

オリンピックに3回出場した陸上の為末大選手は、登って行くより、引退して降りる方が難しいと、かつて言われたのです。

オリンピックに出るアスリートと言えば、数少ないエリート中のエリートだと思います。

人の何倍も努力して、沢山の壁を乗り越えて、勝ち進んできた人だと言っても良いでしょう。

しかし、オリンピックが終わった後で、
オリンピックの光があまりにも強いために、呪縛から逃れられず苦しむ事もあると言います。

オリンピックに出る方法、勝つ方法はたくさん語られていますが、出てしまった後どのように生きていくかは実はあまり語られていません。

まず第一に大きな大会の後や目標を達成してしまった後に、燃え尽き症候群と言われる症状が出ることがあります。

アスリートは極度の重圧にさらされているために一般の方よりも精神的なダメージを受けやすい状況にいます。

人間が精神的に落ち込むのは危機的な状況の最中ではなく、危機的な状況が過ぎ去った後なのかもしれません。

オリンピックが終わっても、人生は続いていきます。

勝つことだけを目標に、それを達成する事を喜びとしてきた人にとって、それがなくなった後の人生はどのように感じられるのでしょうか?

ないものを手に入れる事が幸せと思うよりも、今目の前にあるものの中に幸せを見つける事の方が楽なのです。

今一度、お釈迦様が言っていた受け入れる事の大切さに気づき、目の前の幸せに感謝できる人になりたいと思います。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。


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