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淡々と生きることの良さについて
金曜日だ!おつかれさま
今日で平日が終わりである。私はカレンダー通りの勤務なので、今日で一週間終わり。お疲れ様でした。
帰りに成城石井に寄り、置いてある中で安いワインを買って帰った。イタリアの白ワイン、甘口と書いてあったけど甘口じゃなかった。結構アルコール感が強い、ごつめの味だった。前のカッツの方が好きだったなー。
昨日、上司について書いたけど、今日もそのことで辛くて辛くて、
職場に来るのが嫌だなと思うほどだと、職場の周りの人に相談した。
そうしたらその後、正社員の方がフォローに入ってくれた。ありがたい。
昨日気持ちを整理した甲斐があったと思う。障害者雇用なんだから、周りにフォローしてもらって、頼りながらやればいいと思うので、これで良かったと思う。
クラシックを聴くこと
10月にクラシックコンサートを予約したので楽しみである。10月は私の誕生日なので、誕生日プレゼントのようなものだ。
私は最近は1年に1回か2回コンサートに行っているくらいのクラシック初心者である。どんな時がいちばん嬉しいかというと、子供みたいだけど、聴いたことのある曲が演奏された時である。だから今回は、YouTube Musicで先に曲を聴いてみることにした。これで「聴いたことある曲だ」と喜べるというわけだ。浅い楽しみ方だけど、とりあえずこれでいいんじゃないかと思っている。初心者なんだから。そのうち別の楽しみ方がわかるようになるといいと思う。
以前に、英雄ポロネーズのピアノ演奏をコンサートで生で聴いた。その方は臨時で代理の演奏家を務めた方で、その演奏は事前に告知されていなかったが、例によって曲を知っていたので嬉しくなり、かつ、その演奏がとても情熱的で感動的だったので、英雄ポロネーズが大好きになった。その後しばらくはYouTube Musicで英雄ポロネーズばかり聴いていたが、演奏者によって全然曲の感じが違うことが面白かった。ブーニンという人はとても感情的な演奏で、いい意味でムラがあるように感じる。マウリツィオ・ポリーニの演奏は淡々として教科書のようだ。最初はブーニンの演奏が良いと思ったけど、聴き続けるとポリーニの淡々としている方がいいと思うようになった。冷静沈着に、正確に弾くことで、逆に曲自体のダイナミックさが際立つような感じがする。ちなみに私がポリーニさんの演奏を毎日のように聴いていた頃、偶然彼が逝去されたというニュースが入った。安らかに
演奏家により、個性があり違った曲が奏でられるということは、人により人生の生き方が違うことと似ているのではないかと思ってみる。どんな人生が正しいということはない。スケールが大きければ大きいほどいいというわけでもない。
淡々と人生を生きることで、人生自体や生きる時代が持つ醍醐味をかえって引き立たせる、深く味わうことができると言えるのかもしれない。かく言う私も地味に地道に生きているという自覚があるが、そんな生き方も悪くないと、ふとそんなふうに思えた。