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京都嵐山:福田美術館&嵯峨嵐山文華館

どうやら私は若冲が好きらしい、と気付いてから、ちょいちょい若冲の展示会を色々な色々な所に観にいっている。今回は京都嵐山へ。


福田美術館「開館5周年記念 京都の嵐山に舞い降りた奇跡!! 伊藤若冲の激レアな巻物が世界初公開されるってマジ?!」

タイトル長ぇよ!笑
こちらの美術館、過去の企画展も結構振り切ったタイトルが多い(好き)。

最寄りは嵐電(京福電鉄)嵐山駅、徒歩4分なのだけど、私は阪急嵐山駅から渡月橋を渡って徒歩11分。渡月橋手前、中之島橋からの景色が良かった。

君たちはどう生きるか

朝イチで行ったけれども、それなりに混んでいて、第一展示室は人垣の後ろから覗き見しつつササっと鑑賞。基本写真撮影OKなのは嬉しい。

今回の展示の目玉、世界初公開の《果蔬図巻(かそずかん)》は、のんびり観れたけど、私は若冲の描く動物が好きみたい。あの躍動感と目力が。
折角なので絵葉書は買って来ました。

今回の展示で一番気に入ったのは応挙のこちらの作品。

円山応挙「虎図」説明文のキャプション「猫を参考にしたら可愛すぎた」に笑った。

ミュージアムショップでクリアファイル買っちゃったよね。眺めの良いおしゃれミュージアムカフェがあったけども、すでに待ちの列が出来てて退散。

出口近くに置いてあったフライヤーに惹かれて「嵯峨嵐山文華館」へ。

嵯峨嵐山文華館「HaikuとHaiga ― 芭蕉と蕪村、2人のカリスマ ―」

受付のお姉さんがとても親切。チケット自販機に向かった私にわざわざ駆け寄ってくださり「これから福田美術館に行かれたりなさいませんか?」と。
割引ありました。これから行かれる方も折角なのでお忘れなく!

おしゃれな外観

福田美術館からほんの2〜3分歩くだけで、随分と静かで落ち着いた環境に。
私は与謝蕪村が絵も描くと知らなかったレベルの人間ですが、芭蕉や蕪村、俳句と俳画について楽しく学べる展示でした。

それにしても芭蕉先生、達筆すぎて私には全く解読出来ませんでしたよ…^^;

2階のギャラリーは靴を脱いで上がる畳敷き。
のんびり俳句と俳画を楽しんでから外に出ると、沢山の短冊が貼られたボードと、ペンと短冊と投句箱が置いてある机が。

ここで、一句

思わず一句、読んで参りました。

カフェは開放感のある素敵空間。
トースト初めフードメニューもめっちゃ美味しそうでしたが、お昼はBisan京都店に食べに行くと心に決めてたので「京珈琲」を。

+30円で暖かいミルク(ポーションじゃなくてちゃんと牛乳!)を追加出来るので、エスプレッソよりドリップコーヒー、ポーションミルクより牛乳が好きな私には嬉しい。

テラスのお客さんが帰られたところでパチリ

帰り際、赤い提灯に惹かれて「琴きき茶屋」さんの「本家 櫻もち」を購入。
あんこ入ってないんだよ!

こし餡で道明寺を包んだバージョンもあるそうです

朝から出掛けて午前中駆け足の嵯峨嵐山遊山でしたが、予定外のお楽しみも見付けられて、良い時間でした!

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