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舞台『モンスター・コールズ』

久しぶりの観劇。
佐藤勝利さん主演の『モンスター・コールズ』を見てきた。
昨年から色々なことがありすぎて、少しでも見たいと思った公演は見れる状況であれば見るようにしている。
ランチ会⇒保護者会からのパルコ劇場というなかなかのスケジュールだったけど(笑)

まだ公演は続くからネタバレしないように簡単に。
まず劇場の規模が帝劇とかシアターオーブに比べるとコンパクトなのでとても近かった。
7列目だったので視力悪めの肉眼でも表情がなんとなくわかるぐらいだし、4列目ぐらいから段差があるから前の人の頭と被ることもなく見やすい。

そして勝利くんの舞台を見るのは初めてだったのだが、(気を悪くする方がいたら申し訳ないが)ドラマで見ていた演技の印象と全然違った。
今までの彼の舞台は見ていないけれども、それぞれの場面での表情や思春期特有のやり場のない感情のぶつけ方に心を揺さぶられた。

なんといっても話の内容が刺さりすぎて、終盤何か所か涙ぐんでしまった。
思春期に限らず自分含め誰もが抱く葛藤だと思うし、自分と重ね合わせてしまう部分もあって非常に考えさせられた。
深い。深すぎて原作を読んでみたいけれども読むのが怖い気持ちもあり躊躇しているところ。

勝利くんはやっぱり顔がいいしかわいいし、13歳にはまりすぎていて自分の息子じゃないか?と勘違いしたり(は?)していたけれども、失礼ながらそんな表面的なことは全部吹っ飛んでしまうぐらい話の内容と演者の皆さまのエネルギーに持っていかれた。
話が進むにつれてモンスターの印象が変わっていく感じが絶妙だったし、ジュノンスーパーボーイ(いつの話??)だった葛山さんがとてもいい味出しているベテラン役者さんになっていたり。

見に行けてよかったし、もう一度足を運びたいと思った舞台だった。

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