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反対する人の声を聞け
2019-10-22
何かをやろうかなと思ったときに
やめとけ とか
無理だ とか
いう人の声に耳を傾けるな!
というのが最近の流れではあるけど
予め一通り聞いた上で、やりたきゃやればいい
と私は思います。
むしろ「相談」という名目で自分と同じ考えの人ばかり集めて
わーわー盛り上がって決断しちゃうのもそれはそれで危険じゃないかとも。
先日、会社の人事評価制度でやりたいことを思いつき
「これいいね」「すぐやりたい」「わくわくする!」と
その場に居た3名はめちゃくちゃ盛り上がったんですが、コレって意外と会議にでたらあっさり却下だったりするんだよな、という話しになりまして。
自分に賛同してくれる人だけじゃなくて、
反対、つまんない、っていう人の話を聞いたうえで、
それでも実行するためにはどうしたらいいか考えないといかんなと思いました。
自分のやりたいことを具体的なプランにするために必要な「反対意見」
元大阪府知事・市長の橋下徹さんは
「最後には決まったことに従うと約束してくれたら、反対意見はいくら言ってもらっても構わない」
という方針を示していたらしいですが、
一通りの反対の意見やリスクを事前に洗い出して、全てに対してアウト返しが出来たら、その時初めて自分のやりたいことが具体的な「実行案」として現実味を帯びてくると思います。
就職を決めたとき、転勤を決めたとき、新しく部署立ち上げをしたとき。
「うわー、よくやるね」って言った人はたくさん居ました。
家族もそうです。
その人が自分の人生に責任とってくれるわけじゃないんだから
無視しとけっていうのも、まあ、もっともな意見なんですが。
それに対して、不安ながらも「私はこうだからね」って説明してきたことにも意味があったのかなと思います。
賛成意見だけ聞いていては
自分に賛成しない人=全員無視すればいい という偏った考え方になりますし。
新しく何かをはじめたり、やめたりするとき、気をつけたいこと
賛成してくれる人にだけ話を聞かない
反対している人に影響されすぎない
かといって無視しない アウト返しできたら問題ない
そして、一番のアウト返しはそれをやりたい、力不足は超えていける!という強い気持ちなのかなと。
(そういう意味ではなにかを辞めるとかやらないとかいう場合はこの「強い気持ち」がネガティブな意思表示になりやすいのかも。それはなんか子供っぽくてやだよね。むずかしい)
↑イギリスのEU離脱が決まったのになにも動けないのは、
「どのようにするか」という実行案なしで「やりたいかどうか」だけを決める意味のない国民投票をしてしまったから、という話には納得。