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やっかいな罪悪感

罪悪感という、やっかいな感情について

*2023年10月1日配信分

今回は、「罪悪感」についてお話ししたいと思います。

・自分のせいで誰かを傷つけてしまった
・嘘をついてしまった
・自分の行動で会社や家族に迷惑をかけてしまった

あるいは、もっと昔にさかのぼって、

・いい子じゃなかった
・親の期待に応えられなかった
・親を助けてあげられなかった

そんな「罪悪感」を、あなたは抱えていませんか?

極端な話になりますが、中には「生まれてきてごめんなさい」と、心の奥底で感じている人もいるんです。

「わたしは罰せられるべき人間だ」「わたしは悪い存在だ」 そんな観念を持ってしまっている。 これ、ものすごく苦しいですよね。


かくいうわたしも、罪悪感のかたまりみたいな人間でした。 今でも、ふとしたときに顔を出します。

でも、この罪悪感こそが、人生がうまくいかない根本的な原因なんです。


罪悪感が人生を停滞させる理由

世の中は「投影」でできています。

自分の内面がそのまま外の世界に映し出される。 だから、罪悪感を持っていると、

・責められるような出来事が増える
・自分を責める人が目の前に現れる
・自分で自分を幸せにすることを許せなくなる

たとえば、ビジネスをしたい、昇進したいと思っても、
「わたしなんかが幸せになっていいはずがない!」 という小さなブレーキが、無意識に働いてしまうんです。

恋愛でもそう。

「わたしなんかが愛されるはずがない」 「幸せになってはいけない」 そう思ってしまうから、

・相手を試すような行動をとる
・無意識に嫌われるように振る舞う
・愛されることを拒絶する

結果として、恋愛がうまくいかなくなります。


こんなふうに、無意識の罪悪感が、 「幸せを拒む行動」へとつながってしまうんですね。



罪悪感を手放す方法

じゃあ、どうすればいいのか?
方法はいくつかありますが、まず大切なのは、

「罪悪感をちゃんと認識して、向き合うこと」

です。


罪悪感って、ものすごく見たくない感情なんですよ。 だから、つい逃げてしまいます。

お酒を飲む、ゲームをする、忙しくする…… そんなふうにして、罪悪感を感じないようにする。 でも、それだとずっと残り続けるんです。

だから、まずはしっかりと罪悪感を感じる。

「ああ、わたしはこういうことで罪悪感を感じてたんだな」と。

そのうえで、一番効果的なのは、「謝ること」 です。



罪悪感の解消には、「謝罪」が効く

フラクタル心理学では、

「毎日、心の中で土下座するくらい謝るのがいい」

と教えています。

実際、紙に「ごめんなさい」と書くだけでも効果があります。

特に、両親に対する罪悪感を抱えている人は多いです。

「もっといい子だったら、親を楽にしてあげられたのに」
「わたしが生まれてこなければ、親は自由だったかもしれない」

こんな気持ち、ありませんか?

でも、親だって完全ではないし、
「してあげられなかったこと」よりも、 「してもらったこと」のほうが圧倒的に多いはずなんです。

だから、まずは親に対して謝る。

「お父さん、お母さん、今までごめんなさい」

心の中で何度も、何度も言う。

そうすると、だんだんと罪悪感が溶けていくんです。



罪悪感の正体は、「愛」

そもそも、罪悪感って何なのか?

それは、
「本当は、こうしたかったのにできなかった」

という、愛の裏返しなんです。

・本当は親にもっと喜んでほしかった
・本当はあの人をもっと幸せにしたかった
・本当は自分も、もっと幸せになりたかった

そういう「愛」があるからこそ、罪悪感が生まれる。

だったら、もうその愛をちゃんと認めて、
「ごめんなさい」と謝って、

「でも、わたしは幸せになってもいいんだ」と許してあげる。

そうしていくうちに、 罪悪感は少しずつ、手放されていきます。



まとめ:自分を許して、愛に生きよう

罪悪感は、人生を停滞させる大きな要因。

でも、それは「愛の裏返し」でもあります。

だからこそ、しっかり向き合って、謝って、
「もういいよ」と許してあげる。

そうすることで、やっと本当に望む人生が歩めるようになります。

そして、自分を許せるようになれば、 同じだけ、他人のことも許せるようになります。

愛を受け取り、愛を与える。 そんな人生に、少しずつシフトしていけたらいいですね。

本日も、最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。


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