むちゃくちゃ嫌いだって思っちゃう人

はじめに ーシャドウとは？

＊ 2023年9月17日配信分

本日は、前回の嫉妬のお話とちょっと似てる感じもしますが、
同じモヤモヤする気持ちが発生する心の仕組みとして、
今回は、「シャドウ」についてお届けします。

ぜひ、最後まで聞いてみてください！

日常のモヤモヤとどう向き合うか

本当は、怪しい宇宙の法則の話でてんこ盛りにしたい気もするのですが、

やっぱり、欲しい未来のことを考えても、

リアルな現実、日常で起こってくる人間関係、パートナーシップ、
その時に発生する、モヤモヤする気持ち、怒り、悲しみ、

こういった感情の部分、ほっとけないですね。

モヤモヤしながら欲しいを未来考えるとか、難しいんです。ほんと。

パートナーとケンカした後、イラっとしながら、
宇宙さん！とか、引き寄せ！ってなかなか言えないですよね。

「イライラするわー！！」ってしか考えられない人が多いのではないかって思うんです。

モヤモヤの正体を知るとクールダウンが早い

そんな時、どうしてこんなに自分の心がモヤモヤするのか、
どうしていつまでも怒りが冷めないのか、

じゃあどうしたらいいのかということを、
ある程度わかっていた方が、クールダウンしやすいです。

要するに、自分の怒りや悲しみのポイントがどこにあるのかということを、あらかじめ知っておくという方法ですね。

モヤモヤしたり、怒ったり、物投げたくなったり、というのは、
自分の心が「もう嫌だ！」って反応してくれるのでわかりやすいのですが、

何も反応できなかたったり、感情が出てこなくて、「チーン」ってなる人もいますよね。

アイス食べて寝よっかなとか、動物の動画見たりって、逃避したりします。

逃避の裏にある心の仕組み

そういう、「逃避」的なやり過ごし方で、なんとか苦しい感情を乗り越えている方もいると思います。

でもそれは、ただ逃げているだけなので、同じような状況で毎回その苦しみが発生してしまうことになってしまいます。

なので、しっかりと、自分の心がどうして反応してしまうのかということを、
あらかじめ、心の仕組みを知っておくと、それに対する対処ができるようになり

「心はこのような仕組みになっているのか」
「これはエゴだから苦しいんだな」

というように、

しっかりと自分の感情を認識しつつ、対処したり、
手放していくことができるようになります。

宇宙と心理学のバランスが大事

そういったことから、
宇宙の法則を学び、宇宙と繋がるのに合わせて、
心理学もすごい大事だと思っております。

ということで、ちょっと道が横にそれてしまいましたが、
本日は「シャドウ」についてです。
（ここまでめちゃくちゃ長かったですね）

シャドウって何？

「シャドウ」って、初めて聞かれる方もいらっしゃるかもしれませんね。

前回の配信では、「嫉妬」についてお届けしましたが、
同じモヤモヤや、イラッとする気持ちなどが発生したりするんですが、

このシャドウというのは、そのように嫌な感情を呼び起こす、
「その人」のことを言います。

基本的には、自分とは正反対の要素を持っている人、が多いです。

なぜこの人が嫌い？ その正体はシャドウ

「なんだかわかんないけど、この人だけは嫌い！」っていう人、
今までの人生の中で出てきたりしませんでしたか？

今まさに、いるいる、そういう人！って思い当たる方もいらっしゃるかもしれないですね。

「あの人嫌い！」って怒りが出てきたり、イライラしても、
第三者は、「なんで？いいひとじゃん」とか「面白い人だよ」とか、「甘えてるだけじゃない？」って、

他人は平気だって言ったりします。

そういった話を聞くと、こちらが一方的に嫌っているだけのような気持ちになるので、

なんだか自分がめちゃくちゃ嫌な人になったような気持ちに感じたりします。

シャドウって、いろいろ嫌なんです、ほんとに。

自分の影の部分に向き合う

では、シャドウとは何か？

シャドウって、言葉通り、「影の部分」。
自分の影の部分のことを言うんですね。

そして、自分にとって、以下のような要素を持った人のことを言います。

• それを持っておくと、自分が生き延びれなかったことをする人

• 自分が過去に禁止してきた言動をする人

• 自分が封印してきた要素を持つ人

シャドウの具体例

例えてみると、
女性であれば、なんか男性の前でかわいくふるまって、やだーとか言ってる感じでしょうか。

「あざとい」女性、といった感じでしょうか。

先ほど、「あざとい」ってネットで調べたら
「自分を最大限に可愛く見せる方法を熟知しているかのような自己演出的な可愛さ・可憐さ」と書いてありました。

わかりやすいですね。

そういう女性を見て、めちゃくちゃ抵抗があったり、イラッとしたり、なんだか気分が悪い！って思う場合は、その人は自分にとってのシャドウということになります。

シャドウを感じる相手の例

その他にも、

• 遅刻する人

• 空気読めない人

• 自分がより優れてるとアピールする人

• 付き合いが悪い人

といった人に、イライラしたり、過剰に反応する場合もあるかもしれません。

過去の経験がシャドウを作る

これは、自分自身がこの要素を持っていてはいけない、と、
過去に切り離した部分なんです。

例えば、どんな経験や思いがあっただろうか、を考えてみると、

• 家族に可愛い服を着たりしたところを否定された、馬鹿にされた、親に許されなかったとか

• 絶対に、人に迷惑をかけることは許せない！罰を与えるべき！と思っていたり

• 周りの人の状況を見て、自己主張は抑えるべきと思っていたり、

• 自分のことは控えめに、謙遜こそ美学！って思ってたり、

• 断ったら悪いよね、協調性持たなきゃって思ってたりですね。

自分の中抑えつけた思いに気づくことの重要性

こんな自分ではいけない！
って抑え込んだ、封印した、影の自分がいるってことなんです。

親から怒られたり、友達との付き合いの中で傷ついた経験がある、などです。

そして、このシャドウに、気づいて、自分の中にこう言った要素はダメ！って、切り離してしまった部分があったんだな、って気づくことが大事なんです。

苦手な人に感じるのは自分自身の投影

気づいていくことで、
「なんだかわからないけど、この人嫌い、この人苦手、この人のこういうところがイラッとする！」
っていう、人間関係の辛さがなくなってきます。

簡単にいうと、人に対して“苦手”と感じてしまう部分は、
相手ではなく、本当は自分自身の中にあるけど、禁止してるから、表に出てきてないだけだよ、ということなのです。

シャドウを癒すことで心が楽に

これに気づいて、癒していくと、心がすーっと楽になります。

癒し方としては、ですね、専門用語で言うと、シャドウを受け入れる、投影を取り戻す、などと言います。
「統合」するんです。

自分の中に、自分が嫌ってる要素があるなー、としっかり認識するって感じです。

それらを受け入れて、認めて、辛かったね、って感じたり、そんなあなたでもOKっていう許可を出していくことなんです。
（これは「自愛」です）

実体験からわかったこと

またまたわたしの話で申し訳ないのですが、
過去に働いていた会社で、めっちゃくちゃ優しくって、可愛らしい先輩がいました。

でも、難しかったりめんどくさい仕事になると、
「えー、わたし無理ー、○○さんお願いしますー」
とか、平気で言っちゃうんですね。

確かに、いうのはタダです。お願いするのもタダです。言ってみてもいいです。

でも、毎回わたしはなんかハラワタ煮え繰り返るくらいムカつくわけですよ。
そこまで怒る？って感じなんですが、

「自分でしろよ！」って、イライラするんです。

とっても優しくて、とってもいい人なので、わたしが彼女のこと嫌いって言ってしまうと、なんかわたしがすごく悪い人みたいなんですよね。

なので、わたしが「なんか嫌だ。」って言っても、
周りのみんなは、「どうして！？」って感じなんです。

誰もわたしの気持ちをわかってくれない。

子供時代の経験が作ったシャドウ

そんなモヤモヤを持って、会社で日常生活を送ってところ、心理学の学校で、シャドウについて学びました。

わたしは、子供の頃、語れば長くなる寂しい家庭環境だっため、夜の時間を一人っきりで過ごしてたんです。

小学生がですよ。

両親に甘えることができず、寂しくても、訴えても、一人だったんです。

不測の事態が起きても、一人で対処しなきゃいけなかったんです。

「誰かやって」も、「一緒にしよう」もいうことができなかったんです。

全部、自分でやるしかなかった。

「助けて」「一緒にいて」って言っても、望みが叶わないのであれば、
ハートブレイクで傷つくのを抑えるため、

「言わないようにしよう」

という心の防衛反応が起きるんですね。

なので、わたしは、誰かに頼る、お願いする、ということを諦めました。
小学生の時に、禁止したのです。

なので、天真爛漫に、「誰かやってくれない？」ってお願いしている先輩を見ると、イライライライラって、してたのだってわかりました。

シャドウに気づくと人間関係が楽になる

はー、そういうことか。ってわかってから、
いろんなことを、そういう目線で見てみることにしました。

そうすると、人間関係での苦痛が少なくなってきたんです。

今、目の前の人が嫌いなんじゃなくて、
過去の経験からの痛みが出てきてるだけなんです。

それに気づけるようになると、
すごく、楽に生きられるようになりますよ。

嫌いな人がいなくなるというか、
「全部自分か。。」っていう、最終的には宇宙の話に戻ります！

まとめ

という、本日は、前回と同じ、モヤモヤでも、
シャドウについてのお話でした。