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人を育成すると相手だけじゃなくて自分も一皮むける話

こんにちは、フリーランスコーチのゆみです。

人間関係の悩みや育成の悩みに伴走してきて、早5年くらい。

最近、あるツイートが目に入って、めちゃくちゃ同意ってなったので紹介したいなと思って書いています。

ほんとうに、これだな~!と思って思わず引用RTでまじでそれ!って言ってしまったくらい同意なのです。

何じゃそりゃ!って思うかもしれないのですが。
実際管理職になることって、最近は結構みんな嫌がることが多いのですよね。

自分以外の人の面倒を見ないといけない、数字管理も、目標も追わないといけないのに、自分以外の誰かを育成したり、動かしたりするなんてめっちゃ大変。

上司とのコミュニケーションも難しいのに、しんどすぎる!!となって、部下の育成なんて後回しするしかないじゃん!やってられないわ!というお話しはめちゃくちゃ聞くわけです。

これまで、特に優秀で、一人で成果を出すことができるようになった人は、いきなり育成を任されると正直困るし、なんなら疲弊してしまっているみたいなことが多いわけです。

人を育てるということは、一見自分の大きなメリットにならないように見えるし、ただしんどいってなることもあると思うのです。

一方で、個人的に育成で人に向き合うことができるようになると、みなさんが「つるっと一皮むけていく」という印象があります。

別に私は管理職なった方がいいよ!とか育成ガンガンやった方がいいよ!
ていうことを推奨したいわけではないのです。

ただ、今目の前にある育成という課題にぶち当たっている人って、これを乗り越えていった先が見えないと中々やりきれなさとかあるんじゃないかなというのを想像しています。

なんだそれ!って話ですが、今日は育成を経験するとで、人に向き合っていくことで乗り越えられることみたいな話をしたいなと思っています。

ということで、育成をやっていくことでこんないいことあるよ!って話をしていきたいなと思います!ひゅいごー!

①自分の時間ができる

人を育成するときに必ず起きてくるプロセスがあります。それが、「今までずっとやっていた業務」を人に任せるということ。

人が育つまで正直時間がかかるというのはもちろんなのですが、管理職・育成をしている人達って、とにかく自分の時間がない!

時間がない理由は様々なのですが、もちろん仕事量が管理職は膨大だということもあります。

これは、今の時代の管理職の人達の多くのめちゃくちゃ課題感だなと思います。

ただ、無意識でやってしまっていることが多いのは、

「自分がやらなくていいこともやっている」
「完璧なものを目指しすぎている」

など、本人の特性から起因して起きていることがあります。

手放せない理由は、大抵皆さん握りしめているものがあるのですよね。

自分の立ち位置を、手放すことことで、自分の居場所がなくなるのではないかという恐れを持っている可能性があります。

手放してしまうと自分の存在価値がなくなるんじゃないかが見えないのではないか?

実際ぶっちゃけそんなことないのですよね。

むしろ、部下に任せることができて育成ができる上司は評価も上がりますし、そして今までやっていたことを手放すことができれば、今まで手を出せていなかった違うチャレンジだってできるのです。

できるようになったクライアントさんは、現場に集中していたところから、もっとビジョンをしっかり語る側の人に本来集中したい業務に集中できるようになったり、

今までやることが多すぎて死にそうになっていたところから、手放しが起きて楽になってきたよ~みたいなお話しを聞かせていただきます。

権限委譲はスキルチックなことももちろんありますが、

もっと大切なのは、自分自身が「握りしめている何か」を手放すこと。

手放したとしても、「自分の価値に揺るぎはない」ということを自己信頼を高めるだけで大きく手放すことができるなと感じます。

握りしめている、何かを手放すと、不思議ですが自然と今の自分に必要なものは入ってくるようになります。

わたしも、最近沢山のものを手放してきたのですが、自然と新しいお仕事が舞い込んできたりとか、たくさんの居場所が生まれてきました。

本当は、今人生で時間をかけたいこと、これまでの立ち位置を不安から守ることに時間をかけるのではなく、時間をかけたいことに変えることができるようになっていくなと私は感じます。

②相手を通して自分を知ることができる

わたし自身、コーチとしての仕事をすればするほど感じることですが、他者に向き合えば向き合うほど、自分を知ることができます。

たまに管理職や育成にならざるを得なかった方でコミュニケーションや人間関係が得意じゃなかったという人で困っている方は、めちゃくちゃむしろ私はチャンスだと思っています。

他者との関りで難しいことが起きているときは、大抵自分とは違う価値観とぶつかっている、分かり合えなさが見えてきているときなのですよね。

要するに、自分がどんな価値観を持っていて、どんなことを大切にしているかを理解することもできるんです。

例えば、わたしは時間にルーズな人が苦手です。

せめて連絡が欲しいのですが、事前連絡をされないとちょっと腹が立ってしまうタイプなんです。

こういうときって「連絡してよ」だとか「こっちの時間を大切にしない人は嫌だ」みたいな思考が巡ってきて、相手に対するネガティブな感情が沢山出てきて、ただただ嫌な気持ちになってしまいます。

しかし、こんな時こそ自分に矢印を向けて、

「わたしは、何が嫌だったのだろう?」

と考えることができると、相手を通じて自分自身が大切にしていることが自然と見えてきます。

「わたしは、時間をすごく大切にしている人なのだ」
「時間というのは、わたしにとって奪われたくない対象だった」
「それを相手に大切にしてもらえなかったのが悲しかった」


などネガティブな感情でいっぱいだったはずが、「自分を理解してあげられる」きっかけにもなっていきます。

他者との向き合うことがきっかけとなり、より自分を理解し、大切に出来るようになっていく。その先にいる相手が「何を大切氏似ている人なのか」を自然と理解できて、可能な範囲でコミュニケーションが自然と緩和されていくものだと感じています。

わたしは、いきなり相手に思いやりを持ちましょう!優しくなりましょうなんて言えません。

わたし自身、そもそもコミュニケーションはめちゃくちゃ得意な方ではなかったし、思いやりをいきなり持て、相手に優しくなれと言われても難しかった人です。

だからこそ、まずは相手をきっかけにして自分を理解しながら少しずつ他者とのコミュニケーションは緩和されてきたタイプです。

育成に関わっていくということは、相手を通して自分を理解でき大切にできるチャンスでもあるなと私は感じています。

③シンプルに相手の成長が嬉しい

これってあたらしいやりがいと呼ばれるものになってくるのかもしれませんが、個人的にはわたしはめちゃくちゃ感じます。

自分が教えていた育成した人がどんどん成果を出して、飛び出していく様を見ると、もう嬉しいしかない。

自分の時間もできて、人の成長を喜べるようになっていくと、自分がこれまでできなかったこと範囲のことに着手ができていくととんでもなく嬉しい気持ちになりますし、そもそも人を成長させることができたという実績にもなります。

わたし自身、コミュニケーションが苦手と思っていましたが、育成に関してはできることのうちの一つに入って、こうやってnoteにかけるくらいの価値にはなってきた気がします。
結果として、こうやってナレッジとして出せるようになりましたし、みんなが苦手な育成ができると、求められる場も今は増えている感覚があります。

育成に苦しさを感じている人を見い人へ

育成や他者との関りを今までと違う形に変えないといけないということは、これまでの思考パターンや行動パターの中にないものを強制的に取り入れていくということです。

正直、めんどくさい。なんで自分がこんなことをみたいな気持ちも、もしかしたらあるかもしれないです。

わたしも、育成というのは苦手だ、本当に無理という人は役割として確かに手放してもいいかもしれないとも感じます。

ただ、一方で、他者との向き合いは、相手だけではなく自分自身のこれまで見えてこなかった可能性を引っ張り出すことができます。

そして時間に追われることから解放され、自分を理解し、他者と向き合い、自身の新しい道を開いていくためのステップでもあるなと私は思います。

それでも、難しさがあるわ。
しんどさがあるわ。

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コーチングを学んで5年、組織のリーダーやマネージャーの方のお悩みに伴走して3年ほどになります。

200名以上のリーダーに伴走してきました。

今年、独立をしまして、人間関係にお悩みの相談、対人支援をしている人へのキャリア支援をメインに活動をしています。






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