自分よりすごいクライアントに向き合うときの考え方
自分より経験すごい人にコーチングするとき、ドキドキしてしまうってことはないだろうか?
確かに知識も、スキルもめちゃくちゃ勉強したし役に立った。
自分を理解して他者を理解してコーチングするの楽しい!と思えている。
いざ、クライアントをとった時に、「あれ?この人自分よりすごくね?」ってびっくりしてしまって、向き合うのが怖くなってしまったり、実際に受けるのが怖くなってしまうことはない?
今日のnoteはコーチとして生きていきたい、対人支援として生きていきたいのに、自分よりすごい人に対してコーチングするの怖いなと感じている人に書いています。
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自分よりすごい人に出会ったとき
コーチングの会社に入って間もなく、半年ほどが経ったころである。
一通りの研修を終えたわたしはめちゃくちゃビビっていた。
正直、セッションの度に緊張する。
心臓がバクバクする。
なんとか毎回セッションをこなせてはいたし、一定の評価はいただいていたものの、正直緊張しまくっていた。
相手は比較的ロジカルで、ビジネス的にはイケイケの人ばかりだ。
たまに経営者もいたりする。
当時、わたしは、そんな人たちのコーチになるなんて恐れ多いと思っていた。
だってそうじゃないか。
なんかビジネスのリーダーのコーチにはスーツばしっと着て、すごい人がついているイメージだ。
対して、わたしは比較的「パッション!!」で押し通してきたようなものだ。
石丸伸二にパッション芸人ぶつけるようなものだ。
コーチになっていのだろうか、正解を話せているだろうかといつも怖くて緊張をしていた。
それでも、舐められてはいけない。
コーチとして、堂々とセッションの場に立たなければみたいなことを考えていた。
毎回セッションの場で、足プルプルで立ってドキドキしながら立ってた。
向き合っているクライアントに全く価値提供ができている感覚がわかず苦しさが常に湧いているのを感じて、全然うまくいかずにセッション後に社内のコーチに泣きながら相談した日もあった。
結局、コーチから何度もフィードバックされたのは、「プロとして、セッションの場に立て」ということだった。
プロとしてその場に立つこと
プロとは何だろう。
言われたときは、情けないことに、正直「どういうこと?どう考えても向こうの方が凄いんだが」みたいなことを思っていた。
しかし、そのフィードバックを得て気づいたことは、彼らがちゃんと困って頼ってくれているということだった。
実際、対応していたクライアントは、確かにマネージャーやリーダーであったけれど、関係性に悩んでいるクライアントがほとんどだ。
確かに事業を考えることや、当時まだまだわたし自身視点は足りていなかったし、視座も低かったかもしれない。
ただ私が、めちゃくちゃすごいリーダーをやってきているクライアントに与えられる視点があるとしたら、人間関係のことだった。
彼らは、事業について考えることは得意だけれど、下につく人たちの感情や人間性に関心を向けるのが苦手だったし、そんな関りをされたことがない人が多かった。
わたしは、逆に、ほとんどのこれまでの人生の時間を、人の感情や人間性、動機づけなどそんなことばかりに意識を向けてきた人間だ。
しかも、最初からうまくいっていた人じゃない。
なんならめちゃくちゃ、人間関係に関する課題は死ぬほどぶつかってきていて、死ぬほど乗り越えてきている。
だから、人と人の関係性の中で何が起きるのかを理解することができる。
それだけは、相手にない視点だったのだ。
もちろん明確に見えている世界の違いはある。
それでも、彼らの周りには、事業を考える人間はたくさんいるけれど、人間関係について一緒に悩んでくれる人がいなかったからこそ、わたしをコーチとして頼ってくれていたのだ。
わたしは、それにプロとして、人間関係のお悩みのプロとして応えればいい。
コーチとして、プロとして目の前にクライアントの前に立つことに覚悟をもつだけだ。
経験は同じものを持っている必要ない。
「わたしなんか」と卑下することは、頼ってくれているクライアントに失礼でしかないのだ。
だってクライアントが叶えたいことは、クライアントが叶えたことがない現実だ。
わたしが既に乗り越えたことがあることだ。
「わたしなんて無理だ」なんていってる場合ではない。
「わたしだからできること」視点を与えるだけだ。
実際、その意識が芽生えてからは、めちゃくちゃ堂々とクライアントに向き合うことができるようになったし、なぜかクライアントからは「先生!」とか言われることも出てきた。
少しずつ、スタートアップで経営者と働くことで事業進めていくことの難しさと人と組織と事業をすべて繋げて考えずに、経営者目線で考えるという視点もクライアントにたくさん教えてもらった(まだまだですが!)
プロとして、自分よりすごいかもと思う人へ向き合って、価値を提供できると、より相手にとっても新たな未来を与えられるし、逆にクライアントから学ぶことだって多いことを忘れずにいたい。
経験が圧倒的に上の人へ向き合ったときにコーチが考えたいこと
自分より圧倒的に経験が凄い人に向き合うときに、ちょっと尻込みしてしまう人へ。
経験不足とか、いろんな思いで相手に向き合って自分を下げてしまうかもしない。
自信も無くしてしまうかもしれない。
でもね、クライアントは、プロのあなたに出会いに来たことを忘れないでほしい。
クライアントは、独りでは叶えきれないと思った未来を買いに来ている。
あなたは、プロとしてその未来を提供しに行けばいいだけだ。
そして、誰だってこの分野ではプロだって言えることきっとあるはずなんだよ。
それを必要としている人にあなたの持てる者すべてを提供すればいい。
出し惜しみなんてせずにさ。
それがあなたの才能なんだからさ。
卑下なんかしちゃいけない、そんなことしている場合じゃない。
だってあなたにしか与えられないことがあるんだ。
今あなたはプロとして、どんな立場で今自分自身がそのクライアントに向き合っていきたいのですか?
あなたがこれまでの人生で作り上げられてきている現実は相手にとっては大きな提供価値になる。
それが、まだ見えていないのであれば、まずは自分のことを知る必要があるかもしれない。
あなたがプロとして提供できること、相手に伝えられること、相手が何だろうがここだけは価値が提供できることはなんですか?
堂々とプロとして向き合うために、もっとあなた自身を知りたいなと思ってくれた人は、ぜひ連絡してほしい。
あなたがプロになれるところを探しに行きましょう。
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