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人に絶望していたのに、人から希望を貰っている

こんにちは、フリーランスコーチのゆみです。
普段は人間関係や組織、人材育成にお悩みの方に対してコーチングを届けています。

わたしが対人支援の仕事をここまでやりたいと思えるようになったのは、なによりもこんなに人と分かり合うのは難しいのかと絶望したことがきっかけでした。

小学校、中学校、高校、そして大学、社会人。

そのプロセスの中すべてで、わたしは人というものが、本当に理解できずに苦しいなという時期を過ごしてきました。

人と意見がぶつかり、仲間外れにされたり、強めのコミュニケーションをとられたり。

人とぶつかり、傷つくたびに

「なんでこんなに人のことがわからないんだろう」
「なんで人はわたしのことを理解してくれないのだろう」


と絶望をしていました。

私にとって、他者との関りは絶望の象徴でしかなかったのです。

そもそも、他者との関りでこんなに悩んでいるのは自分だけなのかなと思って苦しかったんですよね。

しかし、30歳を目前に控えたある日、

他者との関りやキャリアに絶望したときに、誰にも言えなかった、
私の心の奥底の悩みを、
親にも友人にも言えなかった奥底に沈めていた、
本当に恐れていた悩みを、

カウンセラーやキャリア相談者に聞いてもらえたことが大きなきっかけになり、

「ああ、人に自分を理解される」ってこんなに嬉しいことなんだ

と感じられるようになりました。

人に理解されること、他者を理解しようとすることを諦めていたけれど、理解してもらえる体験というのはこの世の中にあるんだという希望を与えられ、もしかしたら、世の中に私のように「理解されないことがつらい」「誰にも本当のことが言えない」と苦しんでいる人がいるのではないか、

そんな人たちの手助けになる自分になりたいと思って、

30歳で対人支援の仕事に飛び込みました。


それまでは、わたしにとって、恋人や家族と親しい友人以外の人間は、本当に周りが敵だらけのように思えていました。

特に社会人になってから、それは加速しましたし、特に職場という利害関係がある中で、心の底から他者に理解されるということの難しさを感じました。

社会というのは明確な利害関係の中で成り立っていることの絶望感をなんとなく味わったのかもしれません。

「自分を心から理解してくれようとする人なんていない」

という謎の不信感と絶望を抱いていた時に、他者から私の気持ちを理解してもらえる関りをしてもらえたことで、
「人のことを理解しようとすること」を仕事にしている人を初めてみることができて心から

「人ってなんか思っていたよりも捨てたもんじゃないな」

と思えるようになったのですよね。

なんか偉そうな感じ、、、?

しかし、それでも、対人支援という仕事にしっかりとコミットすることで、徐々に自分のが見えている世界がいかにちっぽけだったのかを理解できるようになってきました。

対話のやり方を理解し、他者の本音を聴けば聞くほど、「そういうことだったのか」とびっくりするような話を聴くことがめちゃくちゃ増えたんですよね。

わたしに対して厳しかった上司や、周りの人がつらくあたることがあったのは、わたし自身のふるまいを振り返るだけではなく、相手からはどんな世界が見えているのかが徐々にわかるようになってきました。

すこし、わかりやすい例を出してみます。

めちゃくちゃ顔が怖い管理職の人がいたとします。


入ってくるだけで緊張感ある、、、


こういう顔の人、、、緊張感ありますよね。

わたしもこういう方との対話はとても緊張してしまいますし、昔は死ぬほど委縮していました。

わたしは怖い人には異常に委縮してしまうので、逆に相手をいらいらさせてしまっていました。

しかしですね、対人支援職のお仕事をしていくにあたり、実際に対等な立場として、対話を重ねていくにつれて皆さんの本当の思いを聞けるようになってきました。

最初初めましてをしたとき「ゆみさんなんかに何がわかるの?」というコミュニケーションも少なからずありました。

しかし、「これはわたしに対する攻撃ではない」と自分に言い聞かせ、相手を理解しようとする姿勢をみせていくことで徐々に対話の中で解きほぐされていくことができました。

その中で、例えば、

「本当はメンバーに嫌われるのが怖い」、
「自分の価値発揮ができなくなってしまうことが怖い」
「失敗してしまったら自分の責任になってしまうことがプレッシャーだった」


などこんな思いをぽろぽろと話してくれるようになってきたのですよね。

こうなってくるとですね、あら不思議。

相手に対する慈しみや湧いてきて、怖い生き物だったのがだんだん応援する対象として変化してきたのです。


な、なんかかわいいおじさんに見えてきたぞ?

解きほぐされていくと、私に対する最初の態度も
「何をされるのかが恐かった」
「自分を無理やりさらけ出させるのかなとこわかった」
と、防衛的になっていた反応だったというのがわかりました。

もう、わたしからするとびっくりでした。

「ええええ?そんなことを考えていたの?」って。


怖い生き物のように思えていた人が、自分と同じ生き物であること、肩書やいろんなものを背負ってしまったり、元々見ている世界の違いで分かり合えない生き物に見えてしまっていただけなんだと理解できるようになると、人が怖いものではなく、希望に変わっていきました。

「他者」を理解できると、「人は捨てたものじゃない」「人は分かり合えるんだ」と思えるようになって、どんどんこの仕事にのめりこんでいきました。

クライアントさんも、「最初は、お前みたいな若い人に何がわかるんだって思っていた」「でも、ゆみさんに色々話しているうちにどんどん前に進むことができた」というお話しを言われるようになってきて、確実な手ごたえを感じ始めました。

恐かったはずの人たちが、自分の本音を話し始めて「本当はこうしたいんだ」とつぶやき、そして次のセッションの時は成果を報告してくれる。

あれ?わたしわんこ飼っていた、、、?と錯覚するくらいの信頼関係になったりして。

コミュニケーションが改善されて「メンバーとうまく話せるようになった」「チームの改革が進むようになった」という報告を受けるようになると、心から相手を応援する気持ちが湧いてくる。

あんなに怖い顔をしていたクライアントが、毎回セッションの度に嬉しそうな顔をしてくれるようになってくると、わたしはクライアントから希望を貰っているような気持ちになるようになりました。

相手が怖いと怯えすぎて、相手のありのままを見ようとしていなかったときほど、上司や管理職の人が怖い生き物に見えていました。

わたし自身、クライアントからこのままの自分で向き合っていくということを何度も教えてもらいました。

しかし、しっかりと自分のまま、向き合い相手の本当は言えなかった思いや弱音、わたし自身も感じてい世界を共有できると、人は分かり合えることもあるのだという希望を貰えるようになりました。

全てを理解する必要はない、受け入れる必要はありません。
どうやっても真逆の考えで、合わない人がいることがだめというわけではない。

ただ、対立してどうしようもない人も本当は言えていないことを共有したり、分かり合おうとするだけで関係性は変わる、そして自分がいかに都合のいい視点で世界を見ているかがわかるんだということが私にはちょっとですが理解できるようになってきました。

過去を振り返った時に、もっとあの時の上司にこの関りができていたらなぁと思わずにいれないんですよね。

もっと、相手を避けずに堂々と向き合えたかもしれない。

この仕事をちゃんと始めるまで、わたしはめちゃくちゃ傲慢なことに「自分の見えている世界」で起きてることが全て正しいと思いこんで生きてきました。

対人支援の世界に飛び込んでわかったのが、人というのは思ってもみなかったような本音を隠しているし、クライアントさんを通してわたしが見えていなかった世界を見せてもらっている感覚をいつも受け取っています。

それは、普段見せている顔からは想像つかなくらいい愛おしいものが多い。

過去のわたしから見える世界では、私は確実に怖い生き物に脅かされる被害者だと思い込んでいました。

でも、ある他者から見ればもしかしたら加害者に見えるような関りをしていたのかもしれないと今になって思います。

自分の見えている世界が全てではない、だって相手の心の奥底なんて覗いていないのだから、相手の考えていることを理解しようとしていないのだから。

絶対に絶望はしなくていいのだと今は理解できます。

相手の世界を想像すること。見えていることを考える、想像する。

そこにいい悪いをつけなくていい。

わたしはこんな人間だよ、あなたはどんな人?と問い掛けるだけでいい。

人との分かり合えなさの絶望は、大丈夫ちゃんと希望に変わる。

手放すもの、大事にしたいものを知るきっかけになる。

もうやめていいこと、心に灯がともってたまらないこと、この人と一緒にいたいと思える思いに灯がともる。

一緒にいてよかった、これからも一緒にいたい、今はサヨナラだね。

決めることができる関係性を作れる。

葛藤しながらも前に進める希望の世界に進めます。

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コーチングを学んで5年、組織のリーダーやマネージャーの方のお悩みに伴走して3年ほどになります。

200名以上のリーダーに伴走してきました。

今年、独立をしまして、人間関係にお悩みの相談、対人支援をしている人へのキャリア支援をメインに活動をしています。






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