
コーチがコーチを付けた方がいい理由
こんにちは、フリーランスコーチのゆみです。
コーチをやっている人、対人支援職をやっている人は必ずメンターやコーチを付けた方がいいよということを聞いたことがある人はいますでしょうか?
これって結構言われていることではあるんですが、実際どうなん?みたいな話をしたいなと思って今日はnoteを書くことにしました。
なんで今日そんな話をするかというと、わたし自身コーチをつけているんですよね。
で、最近本当に改めて「やっぱりコーチつけててよかったな」と心から思った出来事があったので書いていきたいなと思っています。
コーチを付けた方がいいと思う理由
色々詳細は、個人情報もあるのでふせるのですが、最近、わたしが組織向けのコーチングをやってく中で「あれ?これはわたしのエゴで関わっているのかも」と思ったような印象を受けたタイミングがありました。
組織に向けて、事業に向けて早く成果を出さないといけない、そんな思いがなんとなく私の中に大きく渦巻いていてせかせか動いてしまうようなプレッシャーを感じながら関わっているような気がする。
なんとなくあるのはわかっているけれど、軌道修正がうまくいく感じがしない、、、、( ;∀;)
どうしよう( ;∀;)
焦れば焦るほど、状況は良くならないし、むしろ悪くなる。
でも、コーチは実際に普段は一人で動いていることが多いので、具体的なフィードバックは、自分の何が違和感なのかがわからない、あわわわ。
正直一人で、振り返っていくと「これが原因だ」というのはわかっていても、他者からフィードバックを貰うインパクトは全然違います。
一人で悩んでいても「あーでもない」「こーでもない」というところをぐるぐる回ってしまうことも、私もコーチとはいえ、あったりします。
やっぱりそんな時に頼りになるのが第三者の存在、というかプロコーチの存在です。
個人情報があるのでもちろん詳細に話すことはありませんが、わたし自身が相手にどう向き合っているのかのスタンスをお話をさせてもらって、コーチからフィードバックを貰うようにしています。
「今わたしはどんなスタンスで相手に向き合えているのか」
この辺りをコーチングを受けることでセルフチェックができるというか。
実際にコーチングを受けたあと、気づいたのはさっきも書いていたように、最近のわたしは「成果を出さないといけない」とどこかで焦りのようなものを感じていたのだなとすっと腹落ちができるようになってきました。
成果を焦るあまり、クライアントに焦って向き合ってしまったり、落ち着いて対応ができていないときがある。
そんな自分を叱り飛ばしたい気持ちになりました。
見ないふりをしないこと
「成果を出さなくちゃ」と焦る気持ちって、「持ってはいけない」「フラットでいなくちゃ」と考えれば考えるほど逆に焦ってしまうのですよね。
目の前の人の役に立ちたいとか、なんとか自分ができることをやらなくちゃいけないとか、考えるんだけど、その感情の存在自体に蓋をすると逆にあふれだすというか。
例えば、今この瞬間に私の顔を見ないでください
と指示を出したとしたら、逆に気になってみてしまうのと同じですよね。
「見ないで」って言われたら、「逆に見たくなる」という現象。
今考えを押し込めよう押し込めようとしたり、見ないふりをすればするほど「見ないふりしないでーーー!」って感情があふれだすというか。
でも、そんな時に一人で向き合うのではなく、しっかりプロのコーチに頼る手段を持つということができるのは本当にす
怖いけれど、しっかり見つめる、嫌な感情を見つめることが必要なんだということをコーチングを受けることで思い出させてくれました。
見ないふりをすればするほど、うまくいかなくなる。
逆に見つめる勇気をもって今の自分の中に、ずれた思いがあるのであれば気づいて認めていくことが何よりも大切なんだろうなということを感じます。
今更こんなことで悩んで恥ずかしい
正直、今更コーチとしてこんなことで悩んで恥ずかしいなという気持ちがあったことを白状したいのです。
わたしもコーチングに出会って5年ほど活動をしていますし、決して短い期間ではありません。
それでも、「もうすっかり乗り越えたと思っていたけれど、まだ悩むんだな」と恥ずかしい思いがあってたまらなかった。
そんな思いをコーチにぽつりと言ったら、「乗り越えた」というのは、「わたし」の視点であって、「クライアントの視点ではない感じがする」とぽいっとフィードバックを貰って「あああああ」ってさらに恥ずかしい感情が爆速で芽生えて涙が止まんなかった。
コーチの私が乗り越えるのではなく、クライアントが乗り越える。
コーチはそれをひたすら信じることをやるのが役割なんだ。
一番大切なことを、改めてリマインドしてもらった感じがして、辛くて苦しかったけれど、向き合えてよかった。
コーチから「大丈夫、スパイラルでのぼっていくから」「いま、ゆみさんは強くてニューゲームなんだよ」という言葉をもらって、
「そうか、こうやってコーチは成長していくんだな」
となんとなく腹落ち。
コーチや対人支援職という仕事をしていると、「仏みたい」「めっちゃいい人そう」とか言われてしまうこともあるのですが、実際はこうやって自分思いと葛藤の中で生きていたりします。
長くキャリアを歩めば歩むほど、どこかで「ある程度先のことは見える」と過信している自分が生まれていってしまうこともあります。
「何とかせねば」と苦しんでしまうこともあるかもしれません。
そんなときって何から買えたらいいのかわからなくて一人でもがいてしまうし、今こんなことで悩んでいる自分を恥と思うかもしれません。
しかし、そんな中でやっぱり今回のように私よりもめちゃくちゃ前を歩いている第三者のコーチは今の現状をフラットに受け止めてくれるし、フィードバックをしてくれます。
それは、大きな価値だなと改めて感じていますし、コーチとして生きていくのであれば、なんにせよ第三者の視点を貰い続けることって自分が見えていないことを教えてもらうこと、そして今の自分の悩みに一緒に向き合ってくれることが大きな価値だと感じます。
ただの苦しみで終わらせない、恥で終わらせない、乗り越えることができるものとして一緒に捉えることができる。
結果として、クライアントに向き合うときに還元されていくものなんだなと感じます。
もし今、あなたがコーチとして何か成長に悩んでいるのであれば、第三者のコーチやメンターに頼ることをお勧めします。
第三者の目を貰えること、そして自分自身もクライアント体験をすることでコーチとしてどう向き合っていけばいいのかの視点を実際にもらうことも大事です。
コーチをやり続けるのであれば、クライアント体験も続けることも私は重要だと思っています。
でもそれって、結構ハードルいることだったり、相手に信頼感がないと頼れないという人もいると思うのです。
ただ、ここで伝えたいのは、より成長したいのであれば、自分の一歩前を進んでいる人に頼ることも私は大事だと思っています。
信頼感があるだけじゃなくて、「この人凄いな」と自分が思える人を勇気をもって選ぶこと、実際選ぶと引け目もかじるかもしれませんが、ただ思いっきり自分を引き上げてくれるきっかけになります。
わたしも実際今選んでいるコーチは、「私なんかが受けていいのかな」と思いながら選んでいるコーチだったりします。
結果として、すごく今は良かったと思っています。厳しいし視点もいただくし、つらいなと思うこともあります。
でも、だからこそ今まで見えていなかった世界が見えてくる。
普通だったら言ってくれないことを目の前で受け取りながら言ってくれるそんなコーチに頼ることもすごく大切だということを心から伝えたいです。
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コーチングを学んで5年、組織のリーダーやマネージャーの方のお悩みに伴走して3年ほどになります。
200名以上のリーダーに伴走してきました。
今年、独立をしまして、人間関係にお悩みの相談、対人支援をしている人へのキャリア支援をメインに活動をしています