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フリーランスとしての生き方を家族に話すこと

こんにちは、フリーランスコーチのゆみです。

年末年始は、元々会社員だった友達や家族に会ってゆっくり話をしてきました。

その中で、必ず上がってきたのは、当たり前ですがお互いの近況報告で。

「会社を辞めて、実はフリーになった」という話をこの年末年始何度もしてきました。

友人や知人は、応援してくれる人ばかりで、本当にありがたい人ばかりに恵まれているなと感じています。

「どうせ無理だって」「やめた方が良い」なんて言葉をかける人はいなくて、先のことは保証されてはいないけれど、

「やる」と決めたことへの勇気をほめてくれる人が多くて嬉しい。

わたしもフリーランスとしては、ひよっこなので、正直これからどうなるかはわからない思いは常について回っています。

それでも、自分の決断できたことを「すごいね」と言ってくれることはすごくうれしいし、

「生きているって感じがする」とコメントを貰ったときは、「本当にそうだな」と感じました。


正直、この1年の自分は頑張ったし最高じゃんね?って思って誇らしげに思って、もしかしたら褒めてもらえるかもしれないくらいの気持ちで年末実家に帰りました。

しかし、実家に帰ったときに今のフリーランスとしての活動を報告したところ、思っていたようないい反応じゃなくて、

「今は調子いいかもしれないけれどね」
「何を仕事にしているんかわからんけど」
「会社員戻れるなら戻ったらいいねん」

と怪訝な表情をされてしまったのでした。

正直とってもがっかりした


母親に、

「すごいやん」

「良くやったね」

とか言ってもらえるもんかなと期待していた気がする。

親の価値観から言えば、私の生き方は不思議でやっぱりいまいち理解しづらいものなのかもしれない、ましてやコーチングなんて仕事しているなんて怪しいと思われているのかもしれない。

そもそも、親からすると「心配」っていう感情が勝ってしまって、認めようみたいなって感情まで行きつかんかったんやろうなっていうことを今になって冷静に考えています。

それでも、いくつになっても

「親に認めてもらいたい」

「親が誇りに思う生き方をしたい」

こんな自分がいるんだなぁ~て思って。

そして、フリーランスという生き方をするといいことは、

ある側面から見れば、自由で決断力がある生き方に見えるけれど、親から見れば、芯がない、社会に適合できない、ふらふらしていると思われるような生き方に見えていたのかもしれないな、

と母と対話して気づいた部分もありました。

実際、そんな部分あることも否定できないもんね。

だからと言って、今の生き方を否定したくなる瞬間はなかったし、今の自分を誇らしくちゃんと思えている自分もいることが大きな変化だと感じています。

親の顔色を窺っていたとき

わたしはいつも親に自分の大事な選択をするとき、いつも親の顔色を伺っていました。

さっきも書いたように、「母親に笑ってほしい」「安心してほしい」

自分の人生を自分で決めたい気持ちがあった一方で、自分の人生の決断がせいかどうかを親の顔色で判断する癖がありました。

公立の進学校に進学したときも、大学を浪人したときも、社会人になったときもひたすらに母親にとって恥ずかしくない人間じゃないかどうかがずっと判断軸でした。

何をそんなに怖がっているんだという感じですが、めちゃくちゃ親には反抗的でしたし、割ときつめの言葉を投げてしまっていました。

自分の選択に同意してくれないと、つい反抗しちゃうし、母親が笑ってくれないと怖くて、逆に反抗して

「どうしてわかってくれないの?」

って切れ散らかす。


反抗期の極み、、、、( ;∀;)

家族というのは大切だからこそ、近い存在だからこそ、期待値も高いし自分をわかってほしいという思いが強くなるのかもしれません。

ただただ、応援してほしかったし、ただただ、親には自分の選択を認めてほしかった。

「できるの?」と心配するんじゃなくて、

「あなたにはできるよ」

と応援してほしかったのかもしれないなと思うのです。

僕のヒーローアカデミアでという漫画で、ヒーローになりたかった主人公がヒーローの才能がないと発覚したときに、母親に「僕もヒーローになれるかな?」と聞くシーンがあります。

そのときの主人公の母親の言葉は「ごめんね」だった。

でも、主人公は後に、自分が欲しかったのは謝罪の言葉ではなくて、「君もヒーローになれる」と自分の選択を信じてくれる言葉だったと気が付きます。

周りに何と言われようと、ヒーローになること決めてヒーローの道を歩む主人公。

わたしも、本当は「応援してるよ」「頑張れ」ってただ言ってほしかった。

「あんたならできる」って信じてほしかったのだろうなと対話を振り返り、思っています。

選択を信じる

わたしが母親に言ったのは、

「心配してくれてありがとう。でもやっと決めたことだし、ずっとやりたいと思っていることだから応援してもらえると嬉しいな」

という言葉でした。

母は、

「わかった、応援する。あんたの仕事がわからなくてつい言ってもうたわ」

少しだけさみしそうな表情もしていたけれど、母親にとっての私への心配を表現の仕方なんだろうなと感じるようになりました。

「応援してほしい」その思いを伝えることができたのが良かった。そして本当に理解してくれたかどうかはわからないけれど、受け止めてくれてよかった。

今のわたしが生きたい現実は「親を安心させるため」や「安心させられる自分でいることで安心する」ことじゃない。

今、この瞬間をわたしが私の人生として生きること。

そのために家族をただ犠牲にしたいと思っているわけではありません。
周りの心配する思いを、むげにしたいわけじゃない。

ただ、応援してほしいということが伝えたかった。

年末年始、がっかりした思いもあったけれど、自分の生き方を心から応援してほしいと親に言えたのは良かったなと感じています。

今まで、どうしても言えなかったし、なんかつい反抗的になってしまって伝えられなかったけれど、ちゃんと真正面から言えてよかった。

生きていることの手ごたえを感じる


親の期待していた世界を生きず、今自分でフリーランスとして生きると決めてからどうなっているのかというと、

フリーランスになってから、日々はせわしなく過ぎていくわけですが、生きていることに対しての手ごたえを感じやすくなったなと感じています。


自分でお客さんをとらないと、私を生かしてくれるものはないし、社会的な信用は会社員よりは、圧倒的にありません。

それでも、今は「生きている実感」が以前よりも圧倒的にあるなと感じています。

わたしは誰にも求められていないのに、勝手に人の期待に応えることを意識して生きることを選択して生きてきた人です。

会社や組織が悪いといわけではなく、その中にいるとつい「自分を演じている」と感じることが多くて、「本当にやりたいこと」じゃなくて、相手の期待通りに動くことをしないとと必死になっている自分がずっといました。

結局、それは周りにもばれていたし、あふれていた。

しかし、今は逆で自分ですべてを決めないといけない、誰も動いてくれない。

これは確かに大変なんだけど、

「自分に人生を生きている感覚」があるのです。

この感覚がわたしはとても好きです。

いつかコーチに言われた言葉をふと思い出しました。

「ゆみさんの選択はどっちも正しいよ。

だって、どっちを選んでも自分で正解にできるからさ」

誰かの言葉に引っ張られすぎるのではなくて、まずは自分の選択に「よかったね」と思えるような生き方をしたい。

人生でする大切な決断を「自分自身で正解にしていくこと」しか、私たちにはできない。

できると言ってくれたコーチの言葉がなによりもわたしにとっての励みでした。

それがフリーランスになることだったり、転職だったり、人間関係の悩みだったりいろんな決断があります。

大切な人生の決断はわたしはコーチがいたからできました。

家族に伝えるのも難しいくらいの大切な決断をしないといけない人は、

「誰よりも私を信じてくれる人」を第三者として付けることをお勧めします。

「こんなこと言ったらどう思われるかな」とか、「本音はこうしてほしい」と思っている、というのは近い人ほど中々相談できないものです。

実際私も独立の相談なんてものは、親にはしたことなかったし初めてしたのは第三者のコーチでした。

コーチがいてくれることは、「この人は確実に自分を応援してくれる」ということ「厳しいことを言うけれどすべて自分のために言ってくれること」の安心感につながっていきます。

こう生きたい、こうなりたいと願う人を馬鹿にしません。

わたしだって絶対しない。わたしもズタボロの中から起業してコーチになった。家族との関係大変なのもわかる、理解されないことが悲しいのもわかる、近しい人ほどわかってほしいけれど、理解されない苦しさもわかるから。

あなたの人生の選択を正解にしていくお手伝いをわたしにさせてほしい。


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コーチングを学んで5年、組織のリーダーやマネージャーの方のお悩みに伴走して3年ほどになります。

200名以上のリーダーに伴走してきました。

今年、独立をしまして、人間関係にお悩みの相談、対人支援をしている人へのキャリア支援をメインに活動をしています。


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