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自律と依存のバランスのとり方

こんにちは!コーチのゆみです。

最近、恋愛リアリティショーにどはまりしています。あれ、なんでこんなに面白いんでしょうね。

中学生の頃に「あいのり」を見てはしゃいでいた青春時代を思い出し、キュンキュンしています。

今日はですねそんな話題に付随して思い出したクライアントさんとの相談で、最初は仕事の話だったのに、途中から恋愛やパートナーシップの話に変わるというお話をさせて頂こうかなと思っています。

仕事と恋愛の意外な関係性

仕事の調子がうまくいっていないという話だったのに、実はパートナーとの関係に悩んでいるとかそっちに脳内リソースが割かれているとかね。 結構、家族関係のことが頭を占めていて仕事に集中できないとか、ほんっとー!にあるんですよね。

今回はその中でも、 「パートナーに甘えてはいけない」「頼れない」と一人で抱えがちな人の話について考えていきたいなと思っています。

職場でもよく起きるのですが、人に甘えない、頼れない人は業務過多になりがちな人に多い課題感でもあります。

今日のnoteは「甘えるのが苦手」「頼れない」「頼ると相手に迷惑をかける」と考えがちな人に向けて、共に歩むパートナーとの向き合い方とその先にある自分自身との向き合い方について考えていきたいと思っております。

「甘える」ことへの罪悪感

仕事を頑張っている人に限らずなのかもしれないですが、

本当はパートナーとしっかりと向き合って、心を通わせる関係性になりたい、
相手の負担になっちゃうんじゃいないかとか、

向き合おうとしても相手に受け取ってもらえなくて悲しい思いをしてしまって本音を言えなくなってしまったみたいなことたくさん聞きます。

結果として抱えてしまって、関係がこじれてしまい本音を言わずに我慢するという人はとっても多いな~と感じたりします。

自分の本音を伝えるということは相手に甘えるということにつながってしまって、それ自体を悪いことかのように認識しているなと思うことがあります。

しかしですね、個人的な感覚で恐縮なのですが、自分の本音伝えられている人ってめっちゃくちゃかわいく見えるんですよね。 素直になれなくて、でも好きでみたいなもの。

ええええーー!もうきゅーん!って。なるくらい愛おしい姿に移ったりすることがあるんですよね。

客観的に他者を見たりしていると、めちゃ愛おしいなと思うのに、自分ごとになったとたん「なんだこんな甘えた自分。気持ち悪いな」って謎の嫌悪感を感じてしまうわけなんですよね。

客観的に見たらこうなりたいって思うのに、自分がやっている姿を見ると「やばいだろ」みたいなことをついつい考えてしまうわけなんですよね。

甘えている自分への嫌悪感みたいなものがあるわけです。

甘えている自分への嫌悪感への背景には、

「甘えずに自分で何か辛いことを一人で乗り越えなくてはならなかった経験」
「甘えることを過去に受け取ってもらえなかった経験」


が影響して、「こんな自分でだダメだ」と奮い立たせるようになってしまっているのかもしれないなと感じることもあるわけです。

結果として、生まれるのが極端に依存を恐れ、極端に自律して生きることを目指す特性だったりするのかなと思います

依存への恐れと過剰な自律性

自律しなくちゃ、強くいなくちゃいけないという思いというのは、私に限らず根本的には、家族関係がかなり影響はしているなと感じています。

私の家族は、表面上特に悪いことは起きていない家族でした。

しかし、潜在的には母親はずーーと父親と別れたいと思っていて、でも経済的な理由や、私たちという子供の生活を守るために別れないというん選択肢を取っているということを、ずーっと子供のころから言い聞かせられてきました。

子供心ながらに、誰かに頼った生活を選択をすると、母親のように、自分で人生を選べないかもしれないということがとても恐ろしかったのですよね。

だからこそ、なんとなくわたしは自律しないといけない、相手に依存してはいけないみたいな思いが強く育ってきたのかなと感じます。


自律しすぎたことの弊害

これまで、めちゃくちゃ「自分でがんばらなくちゃ」「自律しなくちゃ」みたいなことを考え、自律してある程度仕事ができるようになってきました。

でも、その一方で結果として、相手を必要以上に遠ざけてしまったり、見栄を張って本音が言えなくなってこじれたり。

わたしは「誰かに頼りたい」という思いが心の底である一方で、その思いがあること自体を認めることは「こんな自分がいてはいけない」と否定するわたしがどこかにいて、認めることが苦しく、人と深い関係性を築くことが怖くなり、どこか人とは一線を引いた関係になりやすくなっているのだろうなと感じることがあります。

クライアントさんにもこういった方はたまにいらっしゃって、本当は深く関係を築きたいのに、「パートナーに対して一線を引いてしまう」という相談をされている方は、共通して自律性が強く頼ることが苦手な方ががめちゃくちゃ多く、悩まれている方が多いです。

自律と依存のバランス

確かに、依存は怖いものです。「○○がないと生きていけない」という心理を生みやすく、喪失したときの心理状態はわたしも経験がありますが、心にぽっかり穴が開くどころの騒ぎではなくなることもあります。

しかし同時に、「頼りたい」「甘えたい」なにかがあるということを悪いものとしてとらえるのではなく、「なくなったら悲しいくらい大切なものがある」という認識を持つことも重要だなと感じたりします。

わたし自身、パートナーだけではなく仕事も同じくらい「なくなったら悲しいくらい大切なもの」です。
しかしですね、「大切なもの」は、減ることありますが、自分の意志で増やしていくことだってできます。

仮に、依存が怖い人がいるとしたら、おそらく大切なものが「これだけ」と捉えている人が多いのかもしれないなと思ったりします。

自分にはこの人しかいない、これしかない。とかね

もし、その捉え方をしている人がいるとしたら、おすすめとしては「大切なもの」を増やしていく選択をしていくことです

「自律」の反対は依存ではありません。
「自律」とはたくさんの依存先があって、自律といえるのです。

何かを失うことをおびえて、不安になりすぎたり、「依存」することに否定的になるのではなく、少しずつ「依存先(大切なもの)」を増やして「自立」することを目指すことが大切だなと改めて感じます。

素直になることの大切さ

甘えること、頼りたい、深い関係を築きたいと願うことは、なによりも誰かと一緒に生きたいと願える勇気だと感じます。

クライアントさんの中にも、「素直になれない自分は嫌」だけど、「でも、素直になってしまうことが怖い」「相手に嫌がられないか」「こんな自分は嫌だ」と悲しそうに言う方はいらっしゃいます。

人に心を開く姿は間違いなく愛おしい以外のそれ以上はないなと感じるわけです。

誰かを愛おしく思い、大好きだなと表現すること、そのために感情がうまくコントロールできなくなって自己否定に走ってしまうこともめちゃわかる。

でも、それでも、人、勇気が必要なことでありとっても愛おしいことだと心から感じるわけです。

そんな愛おしい思いを自ら否定するなんて悲しいなと思うのです。
そんな大切な思いを、勇気を抑圧するなんてもったいないなとかんじちゃうのです。

失ったときの絶望は耐えがたいかもしれない、苦しいかもしれない。

確かに耐えがたくて辛い人もいるのもわかっています。

でも乗り越えられるんです。
他にも大切なものを増やすことだってできます。


そして、その人がいなくなってもあなたを確実に愛してくれる人はいます。

乗り越えられることを極端恐れて、相手と関わることを中途半端にしてしまえば、逆に恐れている未来を引き寄せてしまいます。

大切なのは、今この瞬間に相手とどんな時間を過ごしていたいのか、そして相手とどんな未来を描きたいのかという、願いに素直になるということだと感じたりしますし、あなたがちゃんと大切にされる人であるということを思い出すことです。

依存を極端に恐れる、離れてしまうことを恐れることを乗り越えて、今この瞬間に愛を表現すること、大事にしたいというあなたの思いを大切にしていきましょう。

確実にあなたには、それができる。

できると一人で信じられないときだってある。

そんな時はわたしも間違いなくあった。

特に自分への愛なんて忘れちゃうし、自分の可能性なんて自分が一番忘れやすい。

そんな時は、頼ってほしい。

あなたが忘れそうになっているめちゃくちゃ素敵なところ、大切なところ全力で探しに行く。

泣いて叫んで無理って言ったって、私が諦めない。

これは自慢じゃないけど、わたしは絶対的にあなたの可能性を諦めるの無理な人だから、絶対にあきらめないよ

だからさ、一緒に信じてみてほしい。

あなたの大切なこともっと考えさせてほしい。
脳がちぎれそうなくらい、一緒に考えさせてほしい。

涙が出るくらいあなたが大切にしたいことを一緒に探しに行こう。


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コーチングを学んで5年、組織のリーダーやマネージャーの方のお悩みに伴走して3年ほどになります。

200名以上のリーダーに伴走してきました。

今年、独立をしまして、人間関係にお悩みの相談、対人支援をしている人へのキャリア支援をメインに活動をしています。



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