不安障がい持ち者のおくすり生活 phase01 通院初日
久しぶり,4年半くらい,に精神科クリニックへと足を運ぶ.運ぶ前が緊張しているという通常状態.まぁ診察自体は始まれば穏やかに話をできるし,一通り終わったときには気分が楽になっている,というのは話ができたからなのかそれまでの緊張がとけたからなのかは区別できないしするもんでもないかとは思う.まぁ前回と違って,今回の状況は主治医もまだ良くわからんし,薬物療法で漢方薬からやってみましょうという提案で,同意して処方してもらう.
半夏厚朴湯.抗不安薬の中では1番軽いらしいと説明された.
前座があってですね.このところ飲酒量が増えていたんですよ.それも休職前の状況と似ているわけですが.で,ある時にどうも急性アルコール中毒のような感じでとっても具合が悪く気持ち悪くなったのがあって,つまり気持ちをお酒でごまかしてて身体が悲鳴を上げてるんじゃと思い至ったんですな.そっからお酒は控えて(止めてまではいってない,休肝日は作った)今に至る,と.身体が引き受けてくれている間に何とか対処をするのは大事やし,それを超えたりして精神病と言われるところになっちゃうんやろうなぁ,というのは考える患者シリーズ(「中井久夫と考える患者たち/ラグーナ出版」)で学んだやつです.
晩ごはんを食べて半夏厚朴湯をのんでみたけど,今の気持ちの穏やかさはひょっとしたら効いてるのかも知れないねぇ.そんな急に効くお薬ではないと勝手に思ってるので,だって市販されてるレベルの漢方薬だと徐々に効いていく感じのという先入観があるでな.どちらかというと通院できた安心感とプラシーボと,今日やってきた非常勤講師の講義が終わった肩の荷下ろしの影響やないかなぁと思うておく.
まぁこうやってスラスラ文章を書き連ねられるのも気持ちが楽になった影響かも知れませんな.
肩が凝りそうな感じがあるけど凝るところまでいかないで踏みとどまってる感覚があるねぃ.中途半端は痛くないけどなんかどきどきする.もちろんこれより凝ったら痛くてイヤなんですが,もう少しマイルドなフィードバックとなってたらいいなぁとか思う.
プログラマを経て作業療法士へ.精神科病院で病棟やデイケア,通所リハなど渡り歩いた後で自立支援事業所へ.主な担当領域は精神障碍を持つ方の生活支援,特に就労支援が中心.大切な作業を大切に,がモットー.