御代田町での暮らし ~田舎暮らしの実際~
夏の気候と生活
今年の夏は全国的に暑さが厳しかったのですが、引っ越しで標高が100メートルほど上がったおかげで、少し涼しさを感じられるようになりました。さすがにこの地方では夜に30℃を超えるような日はなく、夜間は涼しいため、お散歩にも快適です。もし千葉県に住んでいたら、この夏のお散歩はどうだったのだろう?と考えずにはいられません。
近所には明らかにクーラーがついていない家が結構あり、昔から住んでいる方々、特にお年寄りの方々はクーラーなしで過ごしているようです。私たちの家では暑い日はしっかりとクーラーを使用して快適に過ごしています。
愛犬ゆずとの暮らし
愛犬のゆずは、新しいお散歩コースに大きな公園が加わり、それが何よりも楽しいようです。公園には犬の散歩をする人が多く、お手紙(犬のおしっこのこと)の匂いを右に左に嗅ぎ回って本当に忙しそうです。佐久市の物件に住んでいた時よりも、お散歩の距離も自然と増えました。
静かな環境と交通事情
御代田町は住民が少ないため静かで、どこに行くにも混雑を避けられるのが快適です。以前の佐久市の物件は建物の構造上、生活音が響きやすく、特に階段を上る音が気になっていました。
この地域で混雑するのは主に新幹線駅周辺です。前の物件は佐久平駅から徒歩圏内という利点がありましたが、逆に移動の際に必ず駅周辺の混雑に巻き込まれていました。現在の御代田町の家からは、混雑エリアを避けて移動できるため、かえって快適です。
厳格なゴミ出しルール
この地区特有の特徴として、ゴミ出しのルールが非常に厳格です。朝6時45分から7時15分までの30分間しか受け付けてもらえません。愛犬の散歩時間と重なるため私は対応できていますが、シフト勤務の方々には難しい時間帯かもしれません。
町には最終処分場として、最寄りのゴミ捨て場以外でゴミを受け付けられる場所もあり、こちらは午前中であれば受け入れてもらえるなど、多少融通が利きます。細かい分別は田舎あるあるですが、個人的には環境への貢献を実感できて、むしろ達成感があります。
移住を考えている方へ
移住に際して最も重要なのは、とにかく実際に住んでみることです。私は以前から仕事で何度も訪れ、小さい頃から軽井沢への旅行経験もありましたが、それでも実際に暮らしてみると、観光で訪れる時とは全く違う印象を受けました。最初から完璧な物件を見つけようとするより、まずは住んでみて、その土地の特徴を知ってから、より良い環境を探すというアプローチをお勧めします。