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【おすすめ】サステナブルな古民家再生ホテル”HOTEL Re:link”

こんにちは。
花のある暮らし研究家の小杉です。

今日は、2021年にフラワーサイクリストとして参加した、古民家再生ホテル”HOTEL Re:link”について。

私は、HOTEL Re:linkのロスフラワー装飾を担当させていただいたので、装飾の振り返りをしつつ、おすすめポイントなども紹介したいと思います。

※ちなみに、HOTEL Re:linkは、1組限定貸切ホテルなので、
他の人と接触もなく、withコロナ時代には安心感のあるホテル。

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■プロジェクトについて

HOTEL Re:link”というのは、
山梨県の富士吉田市にある古民家を宿泊施設として再活用し、
宿泊者と地域をつなげる場をつくる、素敵なプロジェクト。

ホテルのテーマが「サステナブル」「地域との繋がり」となっていて、
宿泊体験の中で、サステナブルな暮らしを体験できる。
私は、ロスフラワーの装飾で、参加させていただくことに。

プロジェクトメンバーのみなさんと何回かディスカッションをして、最終的に3箇所のフラワー装飾が決定。制作は、フラワーサイクリスト仲間であり、フローリストのふたりのメンバーと一緒に、真夏の某日にワイワイ楽しくやれたのが良い思い出。
(ひとりで制作するのはキツイけど、3人いると楽しい*)

すべての装飾に想いを込めて制作してるので、その想いをどこかに書き残しておきたいなぁと思ったので、noteに書いておこうと思います。


装飾1:くつろぎのグリーンシャンデリア

1つ目は、HOTEL Re:linkのメインスペース、
リビングダイニングの天井に取り付けたグリーンシャンデリア。

リビングダイニングは、フェス・アウトドアの楽しげな雰囲気ということで、HOTEL Re:linkのコンセプトである「つながり」「輪」を表すビッグリースを天井に取り付け、自然を感じる空間を演出。
ここに泊まったお客さまが楽しく団欒する空間に、さらにお客さまの絆が深まるように思いを込めて制作しました。

グリーンはすべてロスフラワー(ロスグリーン)を使用。
ドライフラワーは色あせていっても、その経年変化を楽しめる特徴も。
アンティークな色合いに変化していくグリーンシャンデリアの今後も楽しみにしています。

カラフルなインテリアもかわいくて、大きなクッションに横たわりながら、ずっと寛ぎたくなる空間。こどもたちが大はしゃぎでゴロゴロするのが目に浮かぶ...。読書好きの方には、テラスにある藤の椅子でゆらゆらしながらの、のんびり読書がおすすめです☆

装飾2:ロスフラワーのガーランド部屋

HOTEL Re:linkの寝室はそれぞれテーマが設定されていて、2階の1室のテーマは、花の部屋。ピンクベースに色とりどりのロスフラワーを吊るして、明るくて楽しい部屋にしました。

雑誌とか映画の世界のような非日常感を演出。小さい頃、こんなお花がいっぱいの部屋に憧れてたなぁ。いろいろな種類のドライフラワーがあるので、1本1本じっくり見てお気に入りのお花を探したり、お気に入りの並びを見つけてもらえると嬉しいです。

ちなみに、制作のポイントとしては、ナチュラルなドライフラワーの中に着色ドライフラワーも混ぜて、なるべく長期で色の印象が残るようにしています。

ガーランドは東京のレンタルスペースで制作して、現地では吊るすだけ。
(天井まで届くはじごに登りながらの設営は怖かったです笑)

あと、私は個人活動で廃棄布をアップサイクルしてテキスタイルにするブランド「anohi」という活動もしていて、anohiのオリジナルクッションも制作しました。(anohiはフラワー装飾とは全く別のメンバーでやっています)

富士吉田の名所でもある蓮の花をイメージしたテキスタイルでつくったクッション。か、かわいくないですか…!?(個人的に超お気に入りですw)

その他にも、HOTEL Re:linkでは、anohiのクッションやスローケットが楽しめます。HOTEL Re:linkだけの完全オリジナルテキスタイル。
富士吉田を表現したテキスタイルデザインになっているので、行ってみた方は、何がデザインされているか考えてみてください♪

装飾3:地元のこどもたちと作った地産地消のウェルカムリース


エントランスを入った奥には、地産地消のビッグリースを設置。
このリースはロスグリーンをメインで使ったものではないんだけど、別のアプローチで「サステナブル」を体現したリースになっています。

このアイデアは、富士吉田の近くに住んでいる方から聞いた地元のエピソードがきっかけ。その方の話によると、野山の木々はそのまま放置すると茂りすぎて日照不足になるらしく、それを解消するために森林組合さんが時々、地元の人々に山を解放して、みんなに枝などを持ち帰ってもらうイベントをやっているとのこと。

これを聞いた時に、すごく自然体のサステナブルな流れが素敵だなぁと思った。

地元の自然の恵みを自分たちで取りにいき、その自然の恵みをつかって、クリスマス飾りを自作する。さらに、その行動が地元の山のためにもなっている。わざわざ遠くから運ばれてくるグリーンを買う必要もなく、超フレッシュで愛着のあるリースができる。そこには無理も無駄も何一つない。

そんな素敵なサステナブルな取り組みをHOTEL Re:linkにも取り入れることが決定。森林組合さんの許可を得て、地域のこどもたちと一緒に、山からヒバや杉などの常緑樹や松ぼっくりをとって、県外からの宿泊者をおもてなしするようなウェルカムリースを完成させた。

本当に野山の素材なので、もしかすると痛むのが早いかもしれない….とも思ったけど、この取り組みやストーリーをまとう装飾を取り入れることで、HOTEL Re:linkのコンセプトである「地域とのつながり」「サステナブル」をより表現することができたと思う。

泊まりに来てくださった人にも地元の自然を感じてもらえることができたなら、とても嬉しいし、地域のホテルの装飾づくりに、地域のこどもたちが参加するというのもよかったなぁと思う。
まさにそれも「つながり」

参加してくれた子どもたちがイキイキと生きられる未来をつくるためにも、
サステナブルな社会を考えていきたいし、サステナブルな生き方をしていきたい。改めてそう思えるリース制作になった。


最後に。是非、HOTEL Re:linkで地域体験を。

自分の備忘録として書いてみたnoteでしたが、最後まで読んでくださった方向けに、HOTEL Re:linkの情報を貼っておきたいと思います。

HOTEL Re:link
http://hotel-relink.com/

予約サイト
https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/183077/183077.html


ちなみに、サステナブルな観点から、使い捨てアメニティはないので、必要な方は有料のアメニティプランにしてみてください♪
有料アメニティも竹歯ブラシや竹櫛など、家に持ち帰って使えるアイテムになっているみたいです!

素敵な時間を過ごせますように...!

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